中学受験以降は、基準点を満たしていれば合格となりますが、小学校受験の場合は考査のスコアが高いだけでは合格できません。
しかし、残念ながら未だに多くの方が考査のスコアが高ければ合格できると誤解しているのが現状です。
小学校受験は考査のスコアにプラスして「ある条件」を満たしていないと合格できないことは、このブログをご覧の方なら既にご存じかと思います。
少し話が変わりますが・・・
娘の志望校の場合
在校生の保護者の方が共通して「子どもらしい子が合格できる」と仰ってました。
「子どもらしい子」と聞いて当初は難しく考えていましたが、合格した今となっては「子どもらしい子」とは
「基本的な躾が身についている」
「子どもならでは好奇心を持っている」
「子どもならではの体験を積んでいる」
「子どもならではの表情の豊かさ」
が前提にあるのではないかと思います。
これは娘の志望校に限った話ではなく、全私立小共通ではないでしょうか。
・・・話を戻して
前述でも申し上げましたが、小学校受験における合格基準とは、考査のスコアにプラスして「ある条件」を満たすことではないかと思います。
それが下記のとおりです。
考査の基準点
面接の評価
学校が求める生徒像にマッチしている
それらが全て一致して「ご縁」ということなるのではないでしょうか。
特に学校が求める生徒像にマッチしているという部分はどの学校も最重要視しています。
「学校が求める生徒像」については、こちらのエントリーをご覧下さい。
そして、それ以前に「学校が求める生徒像」には基本的な躾が身についているという前提条件があることは言うまでもありません。
最後になりますが・・・
お受験業界で有名な神田のぞみさんの著書「小学校受験・年長の秋までに身につけたい「お受験力」」をご覧になることをお勧めします。
この本にはお受験以前に身に着けておくべき躾が全て書かれていますので、家庭の躾の参考書とも言うべき一冊です。
私も、この本は随分参考にさせていただきました。
111項目のうち該当する項目が多いほど合格は近い!・・・かもしれませんよ。
ペーパーも大切ですが、それ以前に躾はもっと大切ということではないでしょうか。
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