2018_04_10 加筆修正
旧ブログでよく書いていたメンタルなネタを久々にこちらでも書いてみたいと思います。
さて・・・
学校やご近所、習い事先などで度々お目にかかるであろう「我が子自慢」をしたがる母親。
うちの子は幼稚園入園前にに九九をマスターしたのよ
うちの子は幼稚園年長なのに小学二年生レベルの算数ができるのよ
うちの子は幼稚園年中なのに公文では小学三年生レベルまで進んでいるのよ
うちの子は幼稚園年少なのに英検3級を取ったのよ
うちの子は伝記をひとりで読むのよ
うちの子は4歳でバイエルが終わったのよ
うちの子は・・・
うちの子は・・・
以下略
この手の自慢話を聞かされてウンザリした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中には、自慢話を聞かされて、いけないとわかりつつ、つい我が子と比べて落ち込んだ方もいらっしゃるかもしれません。
言うまでもありませんが、お子さんの能力や資質、発達は誰かと競うものではありません。
苦手なところやできないところを目の当たりにして焦りがないと言えば嘘になりますが、たとえ苦手なところやできないところがあったとしても、「大丈夫」という気持ちがあればそれでOK。
できないことを怒ってしまっても後で頭を下げて心から謝ればいいんです。
そして何よりもお子さんを目いっぱい褒めてあげることこそがお子さんにとって最高の英才教育になるんじゃないかなって思います。
「あふれるまで愛をそそぐ」の著者である本吉圓子さんによると、お子さんを抱きしめて可愛がるほど自分に自信をもち、困難を乗り越える力が身につくそうです。
それはきっと、困難にぶつかっても両親がいるという安心感からきているのかも知れません。
ここで本題
「我が子自慢」をしたがる母親について・・・
これまでに幾度か「我が子自慢」をしたがる母親に遭遇したことがありますが、この手の母親たちって自慢話をしたがる人と根っこは一緒じゃないかな。
更に言わせてもらえば、この手の母親たちにはいくつかの共通点があることに気づきました。
箇条書きにまとめるとこんなカンジです。
- 自分に自信がないのがバレバレ
「我が子自慢」がすぎる母親ほど見事なまでに自分というものがないんですよね。
言ってみれば自分自身を磨こうとせず、我が子を反射鏡にしようとしてるってわけ。
薄っぺらい自分自身を認めたくないあまりに我が子をダシにしているだけなのです。 - 家庭に問題あり
これまで遭遇した「我が子自慢」をする母親たちほど、ことごとく家庭になんらかの問題を抱えている人たちばかりでした。
ワンオペ育児や育児に参加しない自分優先の夫・・・。
夫婦仲に問題のあるご家庭もあれば経済的にしんどいご家庭もありましたっけ。
ひょっとして我が子自慢することで自分の心に折り合いをつけてるのかもね。 - コンプレックスの塊
言っちゃなんですが、「我が子自慢」をしたがる母親たちほどなんらかのコンプレックスを抱えているに思えてなりませんでした。
事実、遭遇した母親たちは全員と言ってもいいほどなんらかのコンプレックスを持っていましたから。
その中でも特に目立つのが学歴コンプレックス。
学歴コンプレックスを払拭する手段が「我が子への先取り学習進捗自慢」や無謀な志望校選びじゃない。
でも蛙の子は蛙ですから。 - 子どもを褒めない
むしろ、これが核心をついているのかもしれません。
これまで遭遇した「我が子自慢」をしたがる母親ほど実は子どもを褒めていません。これ、断言します。
それが証拠に「我が子自慢」をしたがる母親の子ども程、ことごとく自分に自信のない表情の子どもばかりでしたから。
日ごろから子どもを褒めていれば絶対に有り得ないことです。
これらの点からおわかりいただけたように、「我が子自慢」をしたがる母親は我が子をダシにしているにすぎず、実は自分が褒められたいだけなのです。
これが「我が子自慢」がすぎる母親の本質ではないでしょうか。
最後に・・・
「我が子自慢」をしたがる母親の子どもほどたいしたことないよ。
現在に至るまで幾度も「我が子自慢」をしたがる母親に遭遇しましたが、そんな母親の子どもほど例外なく本っ当に高が知れてます。
そんなに「我が子自慢」がしたけりゃ直接、我が子に向かってしましょうね。
子どもも喜ぶし、自己肯定感が育つし、誰にも顰蹙をかわず目いっぱい自慢話ができてママも満足できていいことだらけときたもんだ。
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淀屋橋アキ様、初めまして。
あずさと申します、突然のコメント失礼いたします。
旧ブログのアキログを更新されている頃からちょこちょこ覗いて、お仕事やお付き合いでの人間関係に照らし合わせて考えて行動してみたり・・・など参考・実践して少しずつですが自分の気持ちに余裕が出てきたような気がします。
(「群れたがる人の特徴」と検索したらたどり着きました。個人的にはメンタル面でのお話がとても好きです。)
また、私自身お受験の経験はありませんし子どもも居ませんが、将来自分の子どもへの接し方や人付き合いの仕方など、すごくためになる部分が多くちょこちょここちらのブログにも覗いていました。
「我が子自慢する母親」については、会うたびに、集まりの解散後に落ち込んだりマイナスな気持ちになることも多く感じられます。
子どもを褒めないという点と夫婦仲に問題がある点については、ビックリするほど共通していることに気づきました。
仕事場や趣味の場に集まった際にも、子どもに対しては無関心で彼氏にばかり夢中になっている母・旦那さんが子どもばかり可愛がるから自信がないといった方々が一定数おられるのだなぁ、と意外に多いことにも気づきました。
こちらのブログを覗いては毎回目からウロコなことが多いです。
これからも、よろしくお願いいたします。
こんにちは~☆(このコメント返しを書いているのは早朝w)
淀屋橋アキと申します。
旧ブログをご覧になっていただいたとのことで、大変うれしく思います。
今のブログを新規開設したのは「お受験」をメインにしているからなんですよね。
旧ブログとは趣旨が異なるため、更新終了という形を取らせていただくことにしたんです。
ありがたいことに更新終了した今でもアクセスして頂いてますので、閉鎖することはできませんでした。
「我が子自慢する母親」って、結局不満の多い母親のはけ口なんでしょうね。きっと。
その手の母親と話をすると一気に疲れちゃいますし、パワーを吸い取られている気分にすらなります。
>仕事場や趣味の場に集まった際にも、子どもに対しては無関心で彼氏にばかり夢中になっている
>母・旦那さんが子どもばかり可愛がるから自信がないといった方々が一定数おられるのだなぁ、
>と意外に多いことに
「じゃあ何故、出産した!?」と問いたくなる親って残念ながら多いように思えます。
子どもを持つ・持たないは選択の自由なのでとやかく言うつもりはありませんが、「産んだ以上は死ぬ気で育てろ!」と言いたくなるのでございます。
いつもご覧いただきまして、本当にありがとうございます!(感涙)