【2018_02_20】
加筆・修正。
このエントリーの続きということで。
お受験を通じてお会いできたお母様のほとんどが嬉しいことに合格されていらっしゃいますが、中には極々一部ではありますが、ご縁が頂けなかったママさんも残念ながらいらっしゃいます。
偉そうなことを申し上げるようで恐縮ですが、残念組のママさんたちとお話していて何故、ご縁がいただけなかったのかわかる気がします。
こうした残念組のママさんたちばかりでなく、ご縁がなかったママさんのブログを拝見させていただいてもやはり同様の気持ちが沸きました。
こうしたママさんたちを見て思うのは、「ご縁がなかったママさんたちには共通点がある」ということでした。
この共通項こそ「小学校受験に不向きな母親の条件」と言えるのではないでしょうか。
では、その共通項について次のとおりまとめさせていただきます。
- 子どもを観察しない
子どもの性格・発達・資質を観察せずして合格はありえないと断言します。
実例はこちらのエントリーをご覧下さい。 - 自称・躾はしっかりしているママ
このエントリーに登場するママはまさに「自称・躾はしっかりしているママ」でした。
でもそんなママの子どもに限ってことごとく躾されていないんですよ。これが。 - コンプ剥きだし代理戦争ママ
名門校やブランド校ばかりに執着する親って大多数が学歴コンプレックスからきているんですよね。
だから子どもの資質や発達を無視してブランド校ばかりを受験させたがるんです。
「憧れの学校にうちの子を通わせたい」とか言ってるママもそう。
憧れの学校とやらが本当に子どもの資質や家庭の雰囲気に合ってると思う?
本当に子どものことを考えて志望校を選んだの?
単にブランド校の制服を着た我が子を連れて得意気になりたいだけでしょ?
例えるなら芸能人になれなかった自分の夢を子どもで果たそうと子役の養成所に入れるんだけど、そもそも子どもの個性とか素質を度外視してるもんだからデビューできるわけがなく、挙句にジュニアアイドルとかいう児童ポルノに手を出してでも売れたいと思っている親と同格ってこと。
ブランド校に執着する親ってジュニアアイドルの親と同レベルよ。
いや、ほんと。 - すっぱい葡萄ママ
不合格になったら子どもに当たり散らしたり、志望校に怒りをぶつける親ね。
特に国立にご縁がなかったママに多いという印象があります。
不合格になった途端、「こんな学校、こっちから願い下げよ!フンッ!!」てなカンジ。
っていうか志望校から「お願いだから我が校を受験して下さい」なんて頭を下げられたんですか?
この手のママって小学校受験は親の受験ってことを知らないんだろうね。
「国立小 記念受験」で検索してみてください。1ページ目あたりにすっぱい葡萄ママのブログにhitしますので、すっぱい葡萄ママのみっともなさがよくわかります。 - 情報収集能力が著しく低いママ
説明会や見学会に参加すればわかりそうな内容をインターエデュに質問書きこみするようなママさんのことね。
この手のママさんは普段から手間暇をかけることを惜しむので、ラクして情報を得ようとしたがります。
要約すると情報収集能力が著しく低い=行動力がないということでしょうか。 - ご意見無用ママ
オレ流ママもこれに該当します。
幼児教室の先生のアドバイスに耳を貸さず、あくまでオレ流を貫こうとする唯我独尊ママ。
特に志望校選び。
幼児教室の先生が難色を示しても、頑として志望校を変える気がないママさんに多いタイプだね。
先生の意見を聞く気がないのにどうして幼児教室に通ってるの?と聞きたくなります。
この条件と逆のことを意識すれば合格できると思います。
どの私国立小でも言えることですが、完ぺきな母親なんてどこも求めちゃいないんですよね。
母親だって失敗します。
泣きもすれば感情的に怒ったりもします。愚痴もこぼすしズボラもします。
でもね、年齢相応の躾を身に着けさせる努力をし、子どものことをしっかり観察し、子どもの環境について真剣に考えていればそれでOKだと思うんです。
何度も同じことを申し上げて恐縮ですが、小学校受験こそ躾や家庭の取り組みを見直すチャンスではないでしょうか。
以上、似非お受験ママな私、淀屋橋アキが偉そうに講釈を垂れてみました。
参考リンク:
猛烈ママの代理戦争
むしろ要熟読。
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