説明会などに行くと、校長先生はよくこんなことを仰います。
「特に準備は必要ありません」
「子どもらしい子どもが合格できます」
とはいったものの、実際には幼児教室や家庭でしっかり準備したお子さんばかりが合格しています。
では何故、校長先生は「特に準備は必要ありません」「子どもらしい子どもが合格できます」と仰るのでしょうか?
校長先生は嘘を言っている?
それとも単なる社交辞令?
これはあくまで私見に過ぎませんが、「特に準備は必要ありません」「子どもらしい子どもが合格できる」という言葉には
「校風が合う」
「学校が求める基準を満している」
「年齢相応の躾や知能が身についている」
「子どもらしい素直さや好奇心がある」
・・・という前提条件が隠されているのではないかと今になって思います。
もちろん、どれかひとつでも欠けてはいけないのは言うまでもありません。
・・・ところで
女優さんやモデルさんがインタビューでよくこんなコメントをしているのを見かけたことがありませんか?
「肌がきれいですね」
「特に何もしていませんよ」
彼女たちは、肌のメンテナンスや自己管理が当然の日常なので、「特に何もしていませんよ」とコメントしているのではないでしょうか。
クラスにひとりは「特に何も勉強してないよ」と言いつつ成績優秀なクラスメイトがいましたよね?
毎日の学習の積み重ねや授業に集中することが当然のようにできるから「特に何も勉強してないよ」と言っているのです。
言ってみれば、日ごろの積み重ねが彼ら彼女らにしてみればイージーモードってわけですね。
校長先生の「特に準備は必要ありません」「子どもらしい子どもが合格できます」もそれと一緒。
前提条件が揃っていれば特別な準備をせずとも合格できるはずだと校長先生は仰りたいのではないかと私は思います・・・が、考えすぎでしょうか。
・・・では、続きまして
何故、幼児教室に通っていたお子さんの多くが合格しているのか?
いくら大手幼児教室に通っていても、家庭での戦略を誤れば残念な結果になる可能性が高くなりますし、逆に幼児教室に通わずとも家庭でしっかり戦略を立て、冷静に情報収集していれば合格できる可能性が高くなります。
また、前述でも申し上げたように幼児教室の多くは情報やノウハウをたくさん持っていますので、結果的に幼児教室に通っていたお子さんの多くが合格しているのではないでしょうか。
最後に・・・
今年、考査を控えているご家庭にとって夏休みは正念場。
不安と焦りがあるかも知れませんが、この夏休みを踏ん張れば必ず成果があらわれるはずです。
この夏を乗り切ればきっと合格できます!
今年、考査を控えている皆様、どうかお体に気を付けてがんばってください!!