志望校選びほど重要なものはない。

娘の通っている学校ははっきり言ってマイナーで地味でブランド校に見られる華やかさは少ないです。
それでも第一志望校に選んだ理由は、モジュール学習をベースにした落ちこぼれを作りにくい授業スタイル、我が家の方針にそっくりな学校方針に先生方のきめ細かい親身な対応。
そして娘にそっくりな生徒さんが多いこと。
我が家にとってどうしても必要なことがすべて揃っていると確信したからです。
何よりも「親の直感」・・・これが決めてとなりましたが、直感を信じたことが正解だったのか今では娘も私も夫も学校大好き状態です。

・・・こうして振り返ってみると、小学校受験において何よりも重要なのは志望校選びだとつくづく思いました。
志望校選びは子どもの学校生活・・・延いては人生も左右しかねない責任重大なミッションです。
もしも志望校選びを間違えていたらと考えただけでもゾッとしますよね。

我が家がお受験真っ只中だった頃、何校もの学校を見学して回っては第一志望校が何度もコロコロ変わりました。
我が家の志望校リストは第一志望校が頻繁に変わり、名前が浮上しては消えを繰り返していましたが、どんなに志望校リストがコロコロ変わっても決して名前が消えることがなかったのが、娘が現在通っている学校でした。
順位こそ頻繁に変わりましたが、名前が決して消えなかったのは、その学校こそが娘にふさわしい学校であることを教えてくれているかのようでした。

・・・では、志望校リストからいかにして名前が挙がっては消えていったのかを振り返ってみたいと思います。

A校の場合・・・
娘が幼稚園年少だった頃は第一志望校として某中堅校(A校:仮名)の名前が候補に挙げっていました。

A校を選んだ理由・・・

こちらのエントリーにある昔の友人が付属中高に通っていたから。
友人に文化祭に招待されたことがありましたが、華やかで和気藹々とした雰囲気が羨ましくて仕方がありませんでした。

もうひとつの理由は、私がA校の付属幼稚園に通っていたから。
何を隠そう私は幼稚園受験の経験者だったりしますが、この話はまた別の機会に☆

三つめの理由は、自宅の近辺だからという単純な理由。

こうしてA校を第一志望校として選びましたが、後に志望校リストから名前が消えることとなります。

A校の作品展を見学した帰り道、夫がこんな一言をつぶやきました。

「A校ってうちの雰囲気に合ってないと思うよ」と。

私は頑なに否定しましたが、これを境に徐々に夫の一言が現実味をおびるようになったのです。

それはA校の学校説明会でのことでした。
説明会会場には個別ブースが設けられ、個別相談を行っているとのことでしたが、個別相談を受けているのが何故か私だけ。
ブースには年配の女性教諭がおられましたが何とも冷淡な印象でした。
娘の資質面をかいつまんでお話しした上で、受験の可否をご質問をさせていただいたところ、それはそれは怪訝そうな顔をされていました。
ふと「娘のような資質の生徒さんはおられますか?」とご質問させていただいたところ、こちらを睨みながら強い口調で「個人情報だからお答えできません!」。
その時はショックだったというのか「失礼な質問をした」と思い落ち込みましたね。
しかし、後に第一志望校となる学校含め他の学校にも同じようなご質問をさせていただいたことがありましたが、どの学校もとても親身になってお答えくださいましたし、中にはホロッと涙したくなるような温かいアドバイスをくださる学校もありました。
この違いはなんでしょうね・・・?

授業見学をさせていただいた後に近くにいらっしゃった若い女性教諭に授業のペースについてご質問させていただいたことがありましたが、

「モジュール学習は行わない」
「その日にできなかった科目や単元は宿題として自宅に持ち帰り」
「補習は行わない」
とのこと。

娘には合わない学校だと確信し、幼稚園・年中の一学期・・・我が家の志望校リストからA校の名前が消えました。
幼児教室の先生方からも度々娘には合わない学校だと言われていましたが、幼児教室の見る目は確かでした。
幼児教室によると、A校は生徒を型にはめたがるところがあり、はみ出し気味の生徒や個性的な生徒は学校生活が辛くなるとのことでしが、妙に納得できるものがありました。
そして夫の「A校ってうちの雰囲気に合ってないと思うよ」という一言。
その一言は今にして思えばまるで予言のようでした。

恥ずかしながら、私も「絶対にA校!!」などと頑なで夫の一言や幼児教室の意見に耳を貸さなかったことがありましたが、早く気づくことができたのはただただ運が良かったとしか言いようがありません。
余談ですが、このA校、近年に大幅改革を行い一時は受験者が定員を上回りましたが、翌年以降は再び定員割れ状態になったみたいです。
ソースは娘が通っていた幼児教室の先生。

B校の場合・・・
この学校も古くからある中堅校ですが、ブランド力はそれほど強くはないにもかかわらず人気のある学校です。
この学校は、先生も生徒さんも個性的なのが特徴で特に授業に至ってはまるでお笑いライブの雰囲気さながら。
しかもわかりやすい。
幼児教室限定の学校説明会に参加させていただいたことがB校を知るきっかけとなりましたが、校長先生の話がわかりやすいのを通り越しておもしろすぎるのです。
割と長時間お話しされてましたが、もっと話を聞いていたいと思えるほどでした。
前述にもあるように娘の資質についてご質問させていただいた際にホロッと涙したくなるような温かいアドバイスをくださったのもB校でした。

幼児教室の先生に相談したところ、「B校ならOk」とのこと。

娘が年中さんの頃、B校の説明会に行きました。
会場はすでに満員御礼状態で急きょ予備の椅子を用意するほどの大盛況でした。
この説明会もやはりお笑いライブのような雰囲気で、時には笑いが起こるような場面もありました。
娘を連れて授業見学をさせていただいた際には、みんなで「宇宙ダンス」を踊っていたクラスがあり先生も生徒さんもみんなノリノリ状態で、娘が羨ましがってました。
先生方も気さくをとおりこしてフレンドリーでノリのよい雰囲気で、質問にもわかりやすすぎるほど丁寧にお答えくださいます。
・・・こうしたノリの良い愉快な雰囲気のB校ですが、またしても夫の一言がきっかけで「何かが違う」と思い始めるようになりました。
年中の秋ごろ・・・夫と娘の三人でB校の文化祭にお邪魔させていただいた時のことです。
ノリの良い雰囲気に楽しそうな表情の生徒さんたちを見てほほえましく思う私をよそに夫はイマひとつ反応が乏しい様子。
帰り道、夫がまたしてもこんな一言をつぶやきました。

「ここ(B校)は公立か?」

夫によると、生徒の行儀が悪い上に保護者の雰囲気が良くないとのことでした。

夫の一言から数か月後、B校の説明会に参加させていただきましたが、夫の一言が徐々に理解できるようになり「何かが違う」と思い始めるようになりました。

最初の「何かが違う」は生徒さんの授業態度でした。
授業中だというのに机に突っ伏している子や後ろの席の子とおしゃべりする子、中には足を組んで踏ん反りがえっている子もいました。
学年が上がるほどこうした様子が散見されました。

次の「何かが違う」は保護者層。
説明会で先生が話をしているのにペチャクチャおしゃべりに夢中な保護者達の多いこと多いこと。
中にはスマホに夢中な保護者もいました。
授業見学でもおしゃべりに夢中。
極め付けがトイレ。
驚くほど使い方が汚く、一体どんな使い方をすればここまで汚くなるのかと思うほどでした。

・・・でも皆さん、ビシッとしたお受験スーツをお召しになられてるんですよね。
でもって、この説明会に参加された保護者の半数近くが付属園の保護者だったりして。
このB校、保護者トラブルが多いそうで先日もLINEトラブルがあったばかりだと教頭先生自らお話しされていたことを思い出しました。

決定的な「何かが違う」は、マナーの悪さ。
B校の目玉でもある大規模イベントの招待券をいただき、早速娘を連れて見学させていただきました。
イベント会場は学校ではなく市民会館を貸し切りとのことでした。
会場入りする生徒さんのマナーの悪さにはただただ驚くばかりでした。
大騒ぎしながら走り回る生徒さんや地べたに座り込んで円陣を組んで大声でおしゃべりする生徒さんが多く、その様子を見ていたはずの保護者や先生も注意する様子がありません。
その後、志望校リストからB校の名前が消えました。
B校はこうして志望校リストから名前が消えましたが、心温かいアドバイスをしてくださったことや低学年のうちは机上の学習よりも体験を通した学習が重要であることを教えてくださいましたので大変感謝しております。
B校は本当に魅力的な学校ですのでこれからの発展を心より願っております。

こうしてみると、私の志望校選びっていろいろと間違いが露呈されてますね。
夫や幼児教室の助言がないとどうなっていたのか・・・考えただけでも恐ろしいものがあります。
特に夫の一言は全体像を見据えているというのか、夫の一言がなければ志望校を間違えていただろうし、娘に苦労をかけただろうと思います。
その夫も後に第一志望となり在校生となる学校にはおおいに納得していましたので、やはりご縁は本当にあるんですね。

最後に・・・

志望校選びはひとりで決めてはいけません!
必ず話し合い、何度も学校に足を運ぶことを強くお勧めします。
何度も学校に足を運ぶうちに見えてくるものがきっとあると思いますから。

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