でしゃばりな子どもはお受験に向いているのか?

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以前、こんなエントリーを書きました。

【厳しい話】小学校受験で敬遠されやすい子どもの条件


このエントリーにて、「でしゃばりな子どもは、学校によっては利発な子と看做される場合もある」と書きましたが、果たして「でしゃばりな子ども」はお受験に向いているのでしょうか?
大半の学校では敬遠されるのでしょうか?
今回はその「でしゃばりな子ども」について書きたいと思います。

その前に・・・

上記のエントリーや今回のエントリーをご覧の皆様は「このブロガー(淀屋橋アキ)はでしゃばりな子どもが嫌いなんじゃないか?」とお思いになるでしょう。
率直に申し上げますが、私は「でしゃばりな子ども」は嫌いです。
というワケで嫌いという前提で書かせていただきます。
でしゃばりな子どもが嫌いな理由?
そらあんた・・・でしゃばりな子どもって可愛くないし鼻持ちならないもの。
それ以上にでしゃばりな子どもの親って「あの親にしてこの子あり」なのか、英才教育自慢や「うちの子はしっかり者」自慢をしたがる割には注意しなきゃいけないところをスルーしたりとズレてんだよね。
そういえば以前、こんなエントリーを書いたことがありましたっけ。

お受験を甘く見てはいけない


このエントリーに登場する女児は典型的な「でしゃばりな子ども」でした。

さて・・・

今から3年前の春の出来事です。
娘と夫の三人で第一志望校の学校説明会に参加したときのことです。
この時期になると考査まで半年を切っていることもありどの保護者も緊張の色が隠せなくなります。
この日は、説明会のイベントとして英語の体験教室が開催されていました。
娘を含め参加したお子さんは静かに先生のお話を聞いていましたが、その中にひとりだけ雰囲気をぶち壊す女児がいました。

先生のお話を遮っては「わたし、それ知ってるー!」
他の子の発表を遮って「わたし、それわかるー!」
事ある毎に「わたし、それ知ってるー!」「わたし、それできるー!」

「知ってるできる」うるせーよ!黙れクソガキ

保護者席から見ていた私の心の叫びです。

この当該女児、でしゃばりで負けず嫌いな振る舞いがとっても目立っていたので、静かに先生の話を聴いていた子どもたちの中で一際浮いた存在でした。

説明会が終わり、校長先生に個別に質問していたとき、この女児が突然話に割り込み、私を押しのけて校長先生に「自分はこんなことができる」自慢をまくしたてました。
女児の母親は、それを注意するでもなく遠巻きから眺めているだけ。
私の怒りは爆発寸前でしたが、校長先生の手前それを堪えるのに一苦労でした。
説明会の帰り道、夫に「あの子(当該女児)、嫌いなタイプでしょ?」と言われ、夫にはとっくにバレバレでした・・・。
その後、第一志望校では定期的に見学会や説明会が開催されましたが、あの時の説明会以来、当該女児を見かけることは二度とありませんでした。
この女児がその後どうなったのかは不明です。
多分・・・だけど、当該女児の親が気づいたんだろうね。自分の娘と学校の雰囲気が合っていないことに。
そりゃそうだよ。
だって、あれだけ浮いてりゃ雰囲気が合わないことくらいわかりそうなもんでしょ。
私が「嫌い」というバイアスがかかっているので悪いようにしか映らないだけかも知れませんが、当該女児は恐らくご縁がなかったか受験を断念したのではないかと思います。
それというのもこの女児、私が校長先生に個別質問をしている最中に割り込んできた時に娘が通う幼児教室のイベントに参加したことをまくし立てていたんですよね。
そのイベントは学校別に体験授業を受けることができる有料イベントで、我が家を含めほとんどのご家庭が第一志望校の体験授業を申し込んでました。
断トツ人気はやはり立命館小。
幼児教室主催のイベントですが、外部参加もできますので、当該女児のご家庭は恐らく外部参加だったのではないでしょうか。
体験授業の際には娘のほかにも教室生が数名ほど参加していましたが、娘を含めどの子も静かに先生の話を聞いていましたので、これらの点からみても当該女児は教室生ではないだろうと思いました。
もしも教室生であれば授業中に他の子の発表や先生の話を遮ってでしゃばる行為は厳しく注意されるはずですし、でしゃばりな態度は行動観察の際にアウトになる可能性が高いから、ちゃんとした幼児教室だったら厳重注意すると思います。
でしゃばりが過ぎて浮いていた点から見ても恐らくどこの教室にも通っていないんじゃないかな。
でもって、当該女児の振る舞いを一切注意しない母親の態度からして、この当該女児って家庭でもでしゃばりな態度を注意されたことがないんだろうね。

では・・・ここで気を取り直して

前述の女児もそうですが、話に割り込みたがる子やでしゃばりな子はお受験以前に大人から嫌われやすい傾向にあります。
その理由は、

でしゃばりな子=人の話を聞けない
話に割り込む子=待つことができない。またはわがままな性格。

と見なされやすいからだと私は考えてますが、もっと言うと不協和音を引き起こす要因にもなりかねないからではないでしょうか。
事ある毎に「私が私が」などとでしゃばる子が周囲の和を保てると思いますか?
他の子どもたちを押しのけて「私が私が」などとでしゃばる子に思いやりの心があると思いますか?
説明会の体験教室で先生の話を遮って「知ってる知ってる」とでしゃばるような子どもですから、考査や授業でやらかす可能性は十分にあり得ますし、そうなると授業妨害をしかねない子どもと判断されて不合格になる可能性が高くなるでしょう。
更に言うと、場の空気が読めない子は不合格のリスクが高いので、体験授業での一連の言動は「場の空気が読めない」と思わざるを得ません。
ペーパー重視校ならまだ誤魔化せるかもしれませんが、周囲の和を重んじる伝統校では嫌われやすいんじゃないかな。

・・・ところで

でしゃばりな子ってどうしてでしゃばりなんでしょう?

それはきっと寂しいからだと私は思います。
認めてほしくて褒められたくて必死なんじゃないかな。
もっとお話をたくさん聞いてほしいからじゃないかな。
家庭でいっぱい褒められていたら「私が私が」ってでしゃばる必要がありませんし、家庭でいっぱい話を聞いてもらっていたら先生の話を何度も遮ってでしゃばったりしないでしょ?
失敗も含めて存在を認められていれば他人の話に割り込んで「私は何でもできる」アピールなんてする必要がないでしょ?
どれも満たされていないからでしゃばることで承認要求を満たしてるんじゃないのかなって思うよ。
少ないとも私が知っているでしゃばりな子どもは皆、寂しい子ばかりでした。
このエントリーに登場する女児も然りで、詳しいことは書けませんが実は寂しい子だったことを知っています。

もっとこっちを見てほしい
もっと話を聞いてほしい
もっと褒めてほしい
もっと一緒に笑ってほしい
もっと認めてほしい

そんな気持ちが爆発した結果がでしゃばりな言動であり、でしゃばることでSOS信号を発していると私は思います。
言ってみれば出しゃばりな子どもって親の責任でもあるんですよね。
先ほど、出しゃばりな子は不合格のリスクが高いと書きましたが、小学校受験は親の受験でもありますので、コミュニケーション不足な家庭と判断されて不合格になる可能性もあり得ます。
小学校受験に大切なことは親子のコミュニケーションではないかという私の意見でもってこのエントリーを締めくくりたいと思います。

最後に・・・

親の愛情って何だろう?
その答えはこの本に書かれています。

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