こちらの記事を丸パクリしました。
スミマセン。お許し下さい。
間もなく二年生に進級する親御さんにとって算数に戦々恐々とされている方もいらっしゃるかと思います。
二年生の算数は、学力格差の始まりといわれているらしく
単位
時間
図形
繰り上がり&繰り下がり
分数
そして九九
これのどれかに躓くお子さんがいらっしゃると聞きます。
二年生に躓いたとしても三年生でまだ挽回のチャンスがありますが、二年生での躓きが克服できないまま更に三年生でも躓いたらと思うと怖いものがありますよね。
そうならないためにも日頃の予習復習って大事です!
さて・・・
話が変わりますが・・・
春休みにポピーの学習相談サービスを利用させていただいたときことです。
担当された先生は、関西の公立小で長年教鞭を取られたベテランで私立小の事情にも詳しい先生でした。
驚くことに娘の学校のことまで詳しかったりします(!)。
担当された先生から三年生の学習に向けていろいろなアドバイスをいただくことができましたが、特に様々な体験を積むことについて何度もお話されていらっしゃったのが印象に残りました。
体験を積むことでイメージが掴みやすく、思考力を問う場面に遭遇しても体験を重ねていればそれほど困ることはないとお話されてました。
例えば長さ。
先生が教鞭を取られていた当時、算数のテストに『はがきの大きさを計る時にはどんな道具を使いますか?』という問題が出題されました。
答えはもちろん「定規」
しかし、「巻尺」と答えたお子さんがいらっしゃったそうです。
先生が「巻尺」と答えた理由を尋ねたところ、当該のお子さんは「長さを計ることができれば何でも同じ」と考えていたそうで、更に聞き取りをしていくうちに実は定規を使って大きさを計ったことがないことが判明しました。
「かさ」も然りで、500mlがどれくらいの量であるかをイメージできないお子さんが多く、やはり聞き取りをしていくうちにキッチンでお手伝いをしたことがないことが判明しています。
逆にキッチンでよくお手伝いをよくしているお子さんほど「かさ」「重さ」が咄嗟にイメージできる上、思考力もあるとお話されてましたが、西村則康先生も著書「中学受験・やってはいけない小3までの親の習慣」の中でキッチンでのお手伝いを提唱しておられたのを思い出しました。
思考力のみならず、これから先成長していく上で必ず体験したことは活きると先生はお話されてました。
理科と社会の予習方法についてのアドバイスがほしくてサービスを利用させていただいたのですが、地図記号や植物の発芽と成長における名称は予習や反復学習で補えるけど、できるだけ体験を積むことを重要視してほしいとアドバイスして下さいました。
一例として、スーパーで買い物中に店内で働いている人を見かけたらどんなお仕事をしているのかをお子さんに問いかけてみたり、近所を歩きながら地図を作ることなどを教えてくださり、思わずメモをとってしまったほどです。
ここで先生のお話をまとめてみました。
- できるだけ多くの体験を積もう。
- できるだけたくさん出かけていろいろなことを発見しよう。
- 積極的に家事にチャレンジしてもらおう!
- 見聞きする前にまず体験から!
・・・と言ったところでようやくここからが本題。
よく九九の早期マスターネタを耳にしたことはないでしょうか?
特に公文や七田式に通っているお子さんほど早期マスターされたことと思います。
確かにすごいと思いますし、きっと記憶力のいいお子さんだと思います。
思うんですけど・・・
水をさすようでごめんなさいね。
お子さんは九九の答えをちゃんと理解していますか?
例えば2×3=6
2の固まりが3つあるから答えが6ですよね。
2+2+2=6ってこと。
それをきちんと理解できていますか?
それができていれば九九の早期マスターもアリだと思いますが、できていなければ失礼ですがマスターしたとは言えないと思います。
娘の通っていた幼稚園はお勉強系幼稚園だったこともあり、九九を早期マスターしたお子さんが多かったのですが、漠然と暗記しただけのお子さんが大半でした。
でもって、そんな子の親に限って早期マスター自慢をしたがるんですよ。これが。
早期マスターの弊害として、「自分は九九ができる」という自信がなまじ強いので基礎を理解したがらず3~4年生の算数で躓く傾向があるそうな。
早期マスターを悪とは言わないけど、基礎はきちんと理解できたほうが絶対にいいと思いますよ。
ちなみに我が娘は小2の夏休み前まで九九を全っっったく知りませんでした。
だって九九なんてさせたことがないからね~♪
夏休みに入ってからようやく九九学習を開始というスロースタートでした。
流れとしてはこんなカンジです。
九九アプリを使いながら百マスそろばんで基礎固め。
これを約一週間くらい。
↓
九九アプリをゲーム感覚で遊び続けつつ、百マス計算を使って学習。
あらかじめ用意した九九下敷きを見ながら書いてもOK。
↓
ある程度したら、今度は九九下敷きを見ないで百マス計算を使って学習。
わからないところは空白のままでOK。
答え合わせが終わったら間違えたところや空白の箇所を九九下敷きを見ながら埋める。
以下、これの繰り返し。
夏休み明けには九九はカンゼンカンペキ(←チャップ@スナックワールド)で、おかげさまで九九テストは学校・塾共に100点連発でした。
二年生の夏休み半ばから九九の勉強を始めたのに、九九を早期マスターした子をあっという間に追い越しちゃいましたよ☆
そして前述の2×3=6のように、答えの意味も自分で説明できます。
結論:
九九はスロースタートでも全くもって(←ツラヌキ@シンカリオン)問題なし!
九九を早期マスターしたところで「何故この答えなのか?」を理解できなければマスターしたとは言えないよ。
余談ですが、九九下敷きは使っても九九ポスターは一切使いませんでした。
なのに九九ポスターが増えていく一方・・・もったいないけど全部処分しました。
だって下敷きのほうがすぐに取り出せて手にとって確認できるからね~。
以上、学習についてエラっそうに語ってみましたとさ☆
【参考リンク】
- 「九九でつまづくと学習が止まる」はウソ?真の原因は・・・
- 小学校の算数でつまづいた2つのポイント!ここが挫折の分岐点だ!
- 【九九を覚えない子】にやってはいけない3つの掟
- 本当は怖い計算ドリル ~その6~ 九九神話の崩壊
計算って速くできるに越したことはないんだろうけど、その答えをちゃんと理解できてますか?考えながら解いてますか?ってことなんだろうね。きっと。 - 幼児期に ” してはいけない” 学習方法とは?
お~い!「うちの子は幼稚園で九九をマスターした」自慢してるママさん、言われてるよ~♪
百だまそろばんはコレを使いました。
公文式にはアンチテーゼを持ってますが、公文トイは絶賛しているというダブスタっぷりw
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九九下敷きならこれが一番シンプルで使いやすいです。
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