この一年を振り返ってみると、割と順風満帆な毎日を過ごせていたと思います。
一昨年はお正月の準備を疎かにしてしまいましたが、今年はキチンと準備したことが功を奏したのかな・・・そう思うことにしよう。
こうして順風満帆なまま一年を終えるのかと思っていた12月27日
思いがけない出来事が起こりました。
いつものように郵便ポストを開けると、先月受診した乳がん検診の通知が届いていました。
しかし、どうも封筒に厚みがある・・・何となく嫌な予感がしたのでその場で開封すると完全に密封された厚めの封筒に返信用はがき、病院一覧リストが同封され、恐る恐る通知を見るとそこに書かれていたのは要精密検査の一文字。
この一文字を見た瞬間、足元から力が抜けていくのが自分でもわかりました。
何で?どうして?
毎日セルフチェックしてるし、しこりなんかないのに
そんなことばかり思いましたが、それ以上に思ったのは
娘を遺して死ねない
こればかりでした。
病院の一覧から最寄りの個人病院に電話をかけ精密検査の予約を入れましたが、結果がわかるのに二週間はかかると言われ、愕然としました。
予約を入れた後に再度病院一覧リストを見ると、ある病院が目に留まりました。
その病院は古くからある総合病院でがん治療に定評があるとのことですが、何よりもその病院には乳腺科があり、自治体からもA評価を受けているようです。
思い切って電話してみたところ、今から来院してくれるならすぐに検査ができるし、その場で結果を伝えるとのこと。
すぐに予約を入れ、先ほどの病院にはキャンセルの連絡を入れました。
早速、診察を受けることになりましたが、医師によると前述の密封されていた封筒の中にはしこりがある旨の書類が入っていたようです。
直後に触診を始めましたが、医師によるとしこりはみあたらないとのこと。
そりゃそうだよ。
だって毎日セルフチェックしてるし、しこりなんてないし!
すぐにマンモグラフィーを受け、続いてエコーを受けました。
そして精密検査の結果・・・
・・・
・・
・
異常なし!
しこりと思われていたのは乳腺の塊で、医師は淡々とした口調で「よくあるんですよね」と説明。
もうね、狂喜乱舞したい気持ちをこらえるのに必死でしたよ(!)
思わず「娘を遺して死ねない」と言ったら医師が「きょうび乳がんくらいで死にませんから」と。
医師によると乳がんで亡くなった方のほとんどが精密検査を受けるなどの然るべき措置をとらないケースだと仰ってました。
あと、自然療法など俗にいう「エセ医療」に頼ってしまったことにも原因があるともお話されてましたね。
軽い足取りで病院を出ると偶然でしょうか、目の前に大きな虹がかかっていました。
そういえばこの日は雨が降ったりやんだりと不安定なお天気でしたっけ。
このブログをご覧の皆様もどうか乳がんの検査を欠かさず受けてください。
そしてお風呂で体を洗うついでにセルフチェックもぜひお願いします。
最後に・・・
健康の大切さ、順風満帆に過ごせることの有難味を痛感した年の瀬でした。
どうかどうか来年も順風満帆な一年でありますように。鶴亀鶴亀。
【参考リンク】