充実した腐女子たちと逃げ場のないオタク少女たち

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冒頭から恐縮ですが、今回のエントリーはタイトルにもあるように少々過激な内容になってます。
表現や言葉使いには細心の注意を払っておりますが、テーマの特性上、やむを得ず乱暴な表現を用いる場合がございますことを予めご容赦ください。

さて・・・

突然ですが、少し私自身の話をさせてください。

興味ないからいらないって?
そんなこと言わず聞いてくださいよ~!

今だから話しますが、私は中学二年から中学三年までコミケやBL系の同人誌が大好きな腐女子でした。
今でこそ腐女子という言葉が一般的になりましたが、当時は「やおい」と呼ばれてました・・・って「やおい」って今じゃ死語なんですよねw
中之島公会堂にて開催されたドリームコミックによく行きましたっけ・・・そしてコミケの後は「ペロ(*)」に寄り道というのが定番コースでした。
私はもっぱら同人誌を買うだけの「買い専」で、いつかは売り子になることを夢見てましたが、売り子になれないままコミケからも同人誌からもフェードアウトしましたけどね。

(*)
「ペロ」とは、今は亡き梅田東映会館にあった東映直営のアニメショップのこと。
現在は消滅。

そしてフェードアウトから四半世紀以上が経過した今・・・

同人誌への興味はすっかり薄れ、高校進学を境にコミケからも足が遠のいたっきり。
今では二次創作イラストを趣味で描くだけにとどまっているカンジです・・・ってそれでも描いてるのかって話ですよねw

以上が同人少女だった頃の私の話です。

では、ここでようやく本題に入ります。

ケース1 :「充実した腐女子たち」

あれは中学二年生の頃でした。
Tちゃんの学校の文化祭に招待された私は、Tちゃんからあるグループを紹介されました。
Tちゃんについては下記のエントリーをご覧ください。

エスカレーター式で内部進学!?

Tちゃんが紹介してくれた「あるグループ」とは、Tちゃんが通う学校の同級生たち。
大のBL好きが集まっているとのことで今でいう腐女子グループといったところでしょうか。
腐女子グループを紹介するTちゃんの話しぶりは、「あの子たちはあぁいう子たちだからね~」といった好意的な印象でした。
そしてTちゃんに紹介されたのが縁で腐女子グループと仲良くなることができましたが、彼女たちは実に個性的でした。

・「聖闘士星矢」のBL系同人誌を作る女の子。
空手有段者とのことで、古くて開閉ができなくなった教室のドアを回し蹴り一撃で蹴破ったというトンデモエピソードをTちゃんから聞いた時は驚きました(!)

・一見小柄で可愛らしい自称・ロリコンの女の子。
初等部から内部進学してきた彼女は成績が学年トップクラスという実力。

・背が高くショートカットが印象的な女の子。
日向小次郎になりきる「俺っ娘」な彼女は、これまたやはり成績が学年上位クラス。
Tちゃんによると俊足だそうです。

・一見おとなしそうな女の子。
校内異文化交流を楽しむほどコミュニケーションスキルが高く、出会った当時は生徒会役員でした。

そして何よりも学校生活を心底楽しんでいることがよくわかりました。
校内にいる彼女たちの表情は明るくて楽しそうで、学校生活を心から楽しむ彼女たちが本当に羨ましかったです。
でも彼女たちは、楽しい学校生活を手に入れるために頑張ってきたのだから当然です。

彼女たちとは高校進学を境に徐々に疎遠になりましたが、彼女たちはきっと今もどこかで充実した毎日を送っていることでしょう。
Tちゃんと同じく彼女たちとの出会いが後に教育方針のロールモデルの一つになりましたので、彼女たちに出会えたことは幸運だったと今でも思います。

彼女たちに限らず充実した学校生活を送る「腐女子」や「オタク」は一定数いますが、それはきっといつも楽しそうな表情をしているからではないでしょうか。
楽しそうな表情をしている人には相手も自然と好意的な反応を示すようになりますし、楽しそうな表情をしている人ほど自己肯定感が高いと思います。
自己肯定感を高めるには良好な家庭環境が必要不可欠と言っても過言ではありません。
苦境に立たされることがあったとしても、自己肯定感を高められる家庭環境であればきっと乗り越えられるはずです。
「オタク」であろうが「腐女子」であろうが自己肯定感を高める家庭環境であればきっと人生を切り開くことができます。
余談ですが、私が出会った腐女子グループの彼女たちも家族仲が非常に良かったみたいですよ。
もうひとつあるとするなら、学業などの本分を怠らなかったことでしょうか。
学力があり、且つ明るく楽しそうな表情をしていると学校生活は楽しいものになるでしょう。

さて、次にご紹介する事例は、先ほどの腐女子グループとは正反対と言えるのではないでしょうか。

ケース2 :「逃げ場のないオタク少女たち」

オタクという言葉が市民権を得て久しいですが、まだまだ敬遠されがちなのも確かです。
その中でも特に嫌がられているのが俗に言う「キモオタ」ではないでしょうか。

不潔な身なり
他者への配慮に欠ける自己中心的な思考
何よりも「趣味」を最優先し、義務を果たさない幼稚さ
「趣味」をいつでもどこでも持ち出そうとする社会性のなさ
「趣味」にすがるあまり時には犯罪寸前の暴走をすることも

「キモオタ」と言われる人たちほど家庭環境に問題があると言いますが、家庭環境に問題大ありな「キモオタ」を目の当たりにしたことがあるだけにあながち嘘ではないでしょう。
では、ここからが本題。
他人の容姿を論うのは如何なものかと思いましたが、私が遭遇した「彼女たち」は「キモオタ」としか言いようがないほどのひどさでした。
そして彼女たちは如何にして「キモオタ」になったのか、それをうかがい知れる出来事を目の当たりにしましたので併せてご紹介したいと思います。

当時女子大生だった私は、書店でアルバイトをしていました。
ある日、紙袋を抱えた警備員さんが私の傍にやってきて、こう言いました。

これ、こちらの商品ですよね?

紙袋の中を見るとそこには「カードキャプターさくら」の単行本やBL系のマンガがどっさり入っているではありませんか。
紙袋の中のマンガ本は全て万引きされたものでした。
警備員さんによると、万引きしたのは女子中学生二人組。
学校をさぼって万引きを繰り返していたらしく、アルバイト先の近くにあるアニメショップで万引きしたところを取り押さえたんだそうです。

警備員さんが来た翌日、母親たちに連れられた女子中学生二人組がやってきました。
母親たちの身なりを見てただただ唖然としました。

これみよがしに全身ハイブランド
髪型は派手な茶髪にセレブ巻き
若作りのケバい化粧

母親たちの場にそぐわない成金スタイルは今でもよく憶えてます。

一方、母親たちの後ろに隠れて俯く女子中学生二人組。
彼女たちの容姿は母親たちとはまるで対照的でした。

いかにも自分に自信がなさそうな猫背
女の子だというのに小汚く「ダサい」おさげ髪。
陰気であか抜けない表情
おどおどして溌溂さのない目
清潔感がまるで感じられない制服姿

その姿はまさに「キモオタ」そのものでした。
私が唖然としていると、母親たちはこう捲し立てます。

うちの子たちが万引きしちゃったみたいで~すみませ~ん
弁償しますのでぇ~

これだけでも大概ですが、もっとひどいのは

うちの子たち、学校でいじめられてまして~
うさばらしに学校をさぼって万引きしたみたいなんです~

もうね、怒りを堪えるのに必死でしたよ。

何故、学校でいじめられている我が子を助けようとしない?
自分は必要以上に着飾る癖に何故我が子の身なりは気にならない?
学校をさぼって万引きするほど追い詰められていたことに何故気づかない?
我が子が万引きしたというのに謝罪の仕方が軽薄なのは何故?

今ならその答えがわかります。

この母親たちは我が子に興味がないから。

他になにがある?

あの身なりのひどさが全てを物語っていますし、学力はもっとひどいでしょう。
あの身なりに雰囲気、母親たちの態度から見てもあの子たちの自己肯定感は見てとれるというもの。
自己肯定感が高ければ、あんな陰気でおどおどした表情にならないはずですし、自己肯定感が高い人ほど自分を大切にしますので万引きなどしないでしょう。
自己肯定感が育てることを怠った母親たちの罪は重いです。
学校にも家庭にも居場所がないあの子たちにとってアニメや漫画が唯一の逃げ場になっていたのではないでしょうか。

この出来事から20年が経過した今・・・

三十路を迎えたであろう彼女たちはどこでどんな生活を送っているのでしょう。
平穏無事に暮らしているといいんですけね・・・。

最後に・・・

家庭は子どもにとって安心できる場でなくてはなりません。
居心地の悪い家庭は子どもの心を確実に歪め、時には社会生活を送ることが困難になりかねません。
居心地のいい家庭を作ると一口に言ってもどうやって作るのか?
何をどうもって居心地のいい家庭と言えるのか?
具体的な答えがないだけに難しくとらえてしまいがちですが、試行錯誤し、失敗に気づけば軌道修正するしかないのでしょう。

子どもとのコミュニケーションを大切にし
子どもの気持ちを尊重しつつも目を離さない。

これだけは大切にしたいですね。

【参考リンク】

かつての人気サイト「脱オタクファッション」を書籍化したものです。
「脱オタクファッション」はこれまで何度か書籍化されていますが、都度改定されているそうです。
オタクや一部の腐女子が敬遠される理由のひとつに世間ずれしたファッションがありますが、なぜそんなコーディネイトになってしまうのか・・・この本をご覧になれば原因や対策を学べるのではないかと思います。

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