bookmark_border行く末を案じたくなる・・・。

0

まずはこちらのコラムをご覧ください。
このコラムを執筆された「よんてんごP様」が、教育ボランティアに携わっていた頃に出会った小4女児について書かれたものですが、率直な感想を申し上げると、非常に恐ろしいの一言に尽きます。

ひらがなの読み書きが全くと言っていいほどできず、あまつさえ鏡文字。
カタカナや漢字も書けず、算数に至っては四則計算がまともにできない。
九九が全く身についていないので割り算なんてできるわけがなく、まるでクイズに答える感覚で適当に数字を言い当てるだけ。
思考力以前に考える力が全く備わっておらず、学力が小1レベルだというのに保護者はまるで無関心。
しかしこの女児、他人に媚びる能力だけはあるようで、男性に擦り寄っては体に触りまとわりつくという早熟さ。
このコラムは、女児の行く末を案じた言葉で締めくくられていますが、女児のその後については書かれていませんでした。

小4の時点で小1の学力も満たない点や、学校側の再三に渡る呼び出しに一切応じない保護者。しかも父親は居所不明・・・。
完全に見捨てにかかっている担任
作者にもわからない女児のその後・・・
何とも恐ろしいものを感じました。

これはあくまで私の想像の域を超えないのですが、この当該女児について感じたことを書かせてください。

この当該女児、家庭内が劣悪なのは言うに及ばずですが、恐らく・・・その・・・ごめんなさい。
はっきり書きますね。
知的に遅れがあるんじゃないかと思いました。
小学校入学時に知的障害が判明したケースは割と多いそうで、多くの場合は小学校3年生以内で判明するそうです。
小1では、どんぐりの背比べのようなところがあり大きな差は見受けられませんが、小2になると、徐々に学力差が出始めるようになります。
覚える漢字の数が140もありますし、更にかけざん、単位の基礎などを習いますので、この時点で知的障害が判明するケースが散見されるそうです。
更に小3になると、算数だけでも分数に小数、単位の計算に二等辺三角形など徐々に複雑になりますし、国語についても覚える漢字の量だけでなく文章の量が徐々に増えてきます。
科目が増えて社会に理科が加わり、四方位や地図記号、都道府県などが出てきますのでより顕著なものになるでしょう。
当該女児の担任もそれらの点を危惧して保護者に知らせようとしたのでしょうが、肝心の保護者が知らん顔では打つ手なしですよね。
前述で家庭内が劣悪と書きましたが、学校側の連絡に応じない上に個人面談にも応じない時点で劣悪としか言いようがありません。
劣悪な環境と疑わずにいられなかったのは、小4の時点で大人に媚を売っている点。
「よんてんごP様」のコラムを拝読させていただく限り、単なる人懐っこい子どもの域を超えた甘え方で、その様は場末のホステスのように映りました。

まさかとは思いましたが・・・性的虐待を疑いました。

性的虐待を受けている子どもの中には、こうして大人に媚びる傾向が見られるそうですので。
コラムを読み終えた時、私も「よんてんごP様」と同じく当該女児の行く末を案じました。
今頃どこで何をしているのでしょう。
運よく女児に手を差し伸べる大人が出現して良い方向に向かっているといいんですけど。

最後に・・・

今週、この本を購入して読みました。

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

新品価格
¥777から
(2019/9/23 09:40時点)


実は間違って電子版で購入したんですが、ワード検索ができたので結果的には電子版でよかったのかもしれないです。
医療少年院に収容されている少年たちの多くが発達障害や知的障害を見過ごされてきた子どもたちだそうですが、もしも適切な措置がとられていればと思うと居た堪れなくなります。
発達障害や知的障害を見過ごされている上に、自己肯定感が低い少年たちを更生させるには反省させるだけでは意味がないということがよくわかる内容です。
そもそも「反省」とは何かが全くわかりませんし、「相手の気持ちを考える」ことが理解できていないから。
「相手の気持ちを考える」機能が生まれつき壊れていて、何の措置もとられないまま気づいたら医療少年院に収容されていたのかもしれません。
要するに考える力が身についていないから。
タイトルにもある「ケーキの切れない」にしても、同じ形・同じ大きさにケーキを三等分できない点からもおわかりいただけるように発達面や知的面の遅れを見過ごされてきたがために生きにくさを抱えた挙句に犯罪に手を染めたことが伺えます。
もちろん「ケーキの切り方」で全てがわかるわけではありません。
また、この本には「認知機能」という言葉が何度も出てきます。
認知機能とは、

  1. 記憶
  2. 知覚
  3. 注意
  4. 言語
  5. 推理
  6. 判断

の知的機能を指します。
人間が持つ五感(視覚・味覚・触覚・嗅覚・聴覚)から情報を得、得た情報を実行し結果を出すことを認知機能と言うそうです。
この認知機能こそが人間の知恵であり、学力の基盤となるのでしょう。
では、五感や認知機能のどれかが壊れていたら?
それこそ間違った情報や断片的な情報しか得ることができませんし、この本で言うところの歪んだ情報しか得ることができず、やがて歪んだ行動に出るというのです。
もしも、もっと早くからコグトレ(認知機能トレーニング)を行っていれば、それを提案する大人に出会えたらと思うと恐ろしいものがあります。
コグトレについての詳細は、本書に詳しく書かれていますので是非ご覧ください。
この本は特に発達障害に関心のある方に読んでほしいと強く思います。
まぁ・・・本音を言えば、子どもの発達障害を頑として認めない保護者にこそ読んでもらいたいところですけど、どうせそんな保護者に限って読むわけないだろうね。

【追記】
ちなみにコグトレの教材は小学校受験のペーパーと全く同じ内容です。
小学校受験におけるペーパーテストが何故必要なのか?お気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これまでは学校別知能テストこそがペーパーテストだと解釈していましたが、それ以上にペーパーテストを通じて認知機能をチェックするためのテストではないかという気がします。
認知機能に躓きがあると学年があがる毎に授業についていけなくなる恐れがありますし、特に私立小は校風を重んじますので、学校生活に支障をきたすと校風に合わないと見なされる恐れもあります。
そうした悲劇を避けるためにもペーパーテストで判断しているのではないでしょうか。

ご興味ある方は、こちらも併せてご覧下さい。

  • ソクラテスのたまご
  • コグトレ研究会
  • 今、話題! 子どもの認知トレーニング”「コグトレ」とは?
  • bookmark_border今更ながら『あたしおかあさんだから』

    0

    ピークをかなり過ぎましたが遅ればせながら私見を書こうと思います。

    「あたしおかあさんだから」
    メロディは聞いたことがありませんが、歌詞だけを拝見させていただきましたところ・・・

    これ、なかなかいい歌詞じゃね?
    この歌詞を読むだけで優しい気持ちになれそうだし・・・っていうかのぶみさんって実は女性的な感性の持ち主ではないかと勝手に思ってしまいました。
    まさに絵本作家になるべくしてなった方ではないでしょうか。
    こんなにいい歌詞をお蔵入りにさせたクレーマー共がつくづく許せませんね。

    さて・・・

    こんなにステキな歌詞をお蔵入りにさせたクレーマー共の正体ですが、おおかた育児や家庭に不満を持つ母親たちだろうね。
    もちろん中には育児の経験がない「モノ申す」系のめんどくさいのも紛れ込んでるんだろうけど大多数は不満分子な母親たちだと思うよ。
    育児や家庭に不満を持つ母親たちの多くはいろんな意味で我慢を強いられているだろうと思います。
    気持ちに折り合いをつけたり、自治体などしかるべき機関に助けを求めることができるうちはまだ健全ですが、厄介なのは気持ちに折り合いがつけられない人。
    折り合いがつけられないから不満を募らせていく一方。
    そのうち心が不満で充満してしまい心が澱んだ状態となります。
    しかし、充満した不満はどこかでガス抜きをしなくてはならないという自覚はあるものの、心が澱んでいる状態で建設的な考えなどできるわけがなくその結果、ガス抜きの手段が誰かを攻撃することになってしまいます。
    その最もたる例がママ友いじめかな。
    そして、ガス抜きの標的にされてしまったのが「あたしおかあさんだから」を作詞をされたのぶみさんではないでしょうか。
    この手の輩は充実している人や楽しそうな人、成功している人が大嫌いです。
    偶然にも目に留まってしまった「あたしおかあさんだから」は、それはそれは目障りだったことでしょう。
    だから叩かずにはいられなかったんですね。
    そうです。
    「あたしおかあさんだから」を叩く母親ほど自ら

    「育児や家庭への不満を募らせるうちに性根がねじ曲がりました」
    「私には余裕がありません」

    と自己紹介しているかわいそうなひとたちなのです。
    かわいそうすぎて全米が泣いた(T_T)

    最近、のぶみさんが「はたらきママとほいくえんちゃん」という絵本を出版されましたが、Amazonのレビューが炎上してますね。
    ひととおりレビューを読みましたが、明らかに新刊の中身を読んでないのがバレバレのものが大多数でした。
    言うまでもありませんが、叩いている連中の正体は「あたしおかあさんだから」を叩いている連中と同じね。
    実は当該の絵本を読んだことがありますが、ほいくえんちゃんが子どもらしくて健気で可愛いの♪
    そして働くお母さんのリアルが描かれていますよね。
    やっぱりのぶみさんは女性のような感性を持っていると思いました。
    「ママにばかり負担をかけるな」とか批判している声がありますが、子どもって両親のどちらと一緒に過ごす時間が長い?
    考えなくてもわかるよな?
    あと、「子どもには見せたくない」とか批判している声もありますが、じゃあ見せなきゃいいんじゃね?
    頭が悪いのがばれるから批判するのはやめようね☆テヘペロ
    更に言うと、Twitterにのぶみさんへの批判ばかりを書き連ねている母親が散見されますが、もはや病んでるレベルだわね。
    のぶみさんを叩けば叩くほど「自分は欲求不満です」ってアピールしてることにどうして気づかないのかな。
    だってさ、満たされていればのぶみさんであろうが誰であろうが叩く必要ないでしょ?
    人間、心が満たされない時ほど意外に攻撃的になるものだからね。

    のぶみさん叩きをしている母親たちに言いたい。

    のぶみさん叩きをしている醜い姿を子どもや夫に見せられっか?
    のぶみさん叩きをしていることを胸を張って堂々と子どもや夫に言えっか?
    散々のぶみさん叩きをしておきながら子どもに「いじめはやめましょう」なんて諭す気か?説得力なさすぎでしょ?
    自分が醜いことに気づこうぜ☆ベイベー

    最後に・・・

    こちらの動画を是非ご覧ください。
    のぶみさん叩きをしている連中をDisってますが、そのDisりっぷりに思わずスカッとします。

    はたらきママとほいくえんちゃん

    新品価格
    ¥1,512から
    (2018/11/4 14:08時点)

    bookmark_border小学校受験におけるコネについてのお話。

    0

    小学校受験の話題になると必ずと言っていいほど出てくるコネ合格
    毎年恒例の如く考査の季節になると、コネをめぐる都市伝説や流言飛語が飛び交い、コネの噂に振り回される人が後を絶ちませんが、そもそもコネは本当に存在するのでしょうか?
    私の個人的見解で恐縮ですが、小学校受験にコネがあるかどうかについて申し上げると、

    「学校によりけり」
    「コネと言われればコネと言える合格は確かにある」

    ということでしょうか。

    私立小の合格ほど曖昧なものはなく、後程ご紹介させていただく本の中にも「不思議な合格と不思議な不合格」について書かれているほど合格基準が不透明です。
    以前、こちらのエントリーに、基準点に達しなかったものの、校内に関係者がいたために合格できた実例があるという話を書かせていただきました。
    コネと言われればコネかも知れませんが、学校サイドとしても信頼できるご家庭を合格させたいという考えがあるでしょうから、関係者の身内をできるだけ合格させたいのではないでしょうか。

    在校生の兄弟がいる
    両親が卒業生
    一親等または二親等に学校関係者がいる

    ・・・以上の場合は優先的に合格させる学校も実際にありますので、コネと言うよりは身内思考といったところでしょうか。
    私立小に身内思考の学校は多いと聞きますので、身内思考もコネも表裏一体なのかも知れませんね。
    さて・・・
    コネ=悪という固定観念がありますが、私はコネを悪とは思いません。
    だってコネは、この世に生まれてすぐに与えられた武器ですし、偶々その武器を上手に使っただけですから。
    言っていれば「コネも実力のうち」ということです。
    逆にこうしたコネが全くと言っていいほど通用しない学校もあります・・・って要するに洛南と城星のことだったりしますけど。
    洛南も城星も合格基準に達していなければ、例え在校生に兄妹がいようが両親が卒業生であろうが容赦ない落とすからね。コワイコワイ
    校風と家庭の雰囲気が合っているかを前提に、しかるべき戦略を立てていればコネがなくても合格できるハズですから!
    コネがあればそれに越したことはありませんが、我が家のようにコネが全くない方はコネに振り回されずお子さんやご家族を信じて前進してください!

    名門小学校に合格する「教え方」教えます



    お受験真っただ中に読んだ本ですが、ただのペーパー対策本かと思いきや、お子さんへの教え方や答えに導く考え方などがわかりやすく紹介されています。
    また、この本には前述にも書いた「不思議な合格と不思議な不合格」について書かれていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。

    名門小学校に合格する「教え方」教えます: 進学塾の問題の解き方テクニック

    中古価格
    ¥1,730から
    (2018/4/15 15:35時点)



    紙ベースでご覧になりたい方はコチラ☆

    〈お受験〉の歴史学 選択される私立小学校 選抜される親と子 (講談社選書メチエ)

    新品価格
    ¥1,889から
    (2018/4/15 15:37時点)



    こちらの本にも合格基準について書かれていますが、この本のポイントは80年前の某私立小の考査結果が掲載されているところです。

    bookmark_borderよせばいいのに

    0

    以前、書店で下記の本を見かけて思わず立ち読みしたことがありましたが、児童書とは思えないほど怖い内容でした。
    何が怖いってイラストがリアルすぎるのと、現地の写真付きなもんだからより怖さを搔き立てる内容になっている点です。
    言ってみれば「子供向け心霊スポット本」といったところでしょうか。
    この本は確かに怖い内容になってますが、事故現場や事件現場などを紹介する際には配慮や冥福を祈る気持ちが伺えましたので決して面白おかしく書いている内容ではないと思います。
    そうそう、この本の面白いところは首相官邸に出没する霊について森喜朗・元首相や鳩山由紀夫・元首相夫人の目撃証言が紹介されている点なんですよ。
    後日、電子図書で購入しましたが・・・やっぱり怖かった。

    衝撃ミステリーファイル2 幽霊心霊現象大図鑑

    こちらにレビューがあります。

    それからしばらくして・・・

    「なにこれ!?怖すぎる~!!」などと娘が大騒ぎするものですから、何かと思って様子を見に行くとipadで上記の電子図書を見て騒いでいたようでした。
    その後も、ipadで例の電子図書を見ては「顔が怖すぎる~!!」と騒いでいましたが、その度に「怖かったら見なければいいのに」とたしなめる始末。
    怖いけど見たい・・・人間の性ってやつでしょうか。特に子どもは。
    今では「怖すぎる」と言いつつ顔が笑っていますから、見慣れたんでしょうね。
    わざわざ見に行っては「顔が怖い」と大騒ぎする面白い娘です。

    さて・・・その娘ですが、先日娘のリクエストでこんな本を買いました。

    こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

    新品価格
    ¥1,404から
    (2018/1/19 11:01時点)


    今更ながら「こんとあき」。
    なんでもっと早く買わなかったんだろう・・・(謎
    今も相変わらず寝る前の読み聞かせは欠かせませんが、学校生活が始まってからは自分で音読したがるようになりました。
    絵本も読み聞かせも年齢制限はないと思ってますので、これからも続けるつもりです。

    bookmark_border私国立小の偏差値

    0

    時々、私国立小の偏差値云々について話題になることがありますが、

    私国立小に偏差値なんてものは存在しません

    よく考えてくださいね。

    模擬試験の殆どはスコアが可視化されるので偏差値を算出することができます。
    しかし、これが本番ならどうでしょう?
    皆様もご存じのとおり、合否にかかわらず学校側からスコアを公表することは絶対にありません。
    公表しない理由を裏付ける例として、基準点まであと一歩だけ手が届かず、本来なら不合格のところでしたが

    1. 付属幼稚園に通っていた
    2. 兄姉が在校生
    3. 両親が卒業生
    4. 身内が関係者(特に幹部クラス)

    という点を特別詮議され合格できたというケースが実際にあります。
    ここだけの話ですが、4番目の理由で合格されたお子さんを知っています。訳あって詳しいことはお話できませんが・・・。
    逆に基準点を満たしているにも関わらず「校風に合わない」という理由や「保護者または家庭に問題あり」という理由で不合格になる実例もありますので、早い話が基準点って実質、あってないようなものだわね。
    基準点を満たしていなかったとしても、学校側の御眼鏡に適えば合格できるのが小学校受験であり、合否は学校側の判断ひとつだから偏差値なんて出しようがないってことだわ。
    それでもやはり基準点について気になる!!・・・という方の為に小針誠著・「お受験の歴史学」に書かれていた某私立小の入学考査と合否結果の資料をご紹介します。
    この資料は、86年前のものではありますが、現在でも十分通用する内容だと思います。

    付属幼稚園のお子さんにはスコアがつかずほぼ全員が合格。
    合計点が高いにもかかわらず、本人の資質を理由に補欠。
    兄姉が在校生のお子さんは補欠の一人を除いて全員合格。
    明らかに基準点を満たしておらず、且つ本人の資質を理由に不合格。

    本書によると、課題の達成度や出来不出来を評価しているのではなく取り組む態度を評価し、それに基づいてスコアをつけていたとあります。
    てなわけで、そもそも基準点が不透明だってのに偏差値に躍らせるのは如何なものかと思いますよ。

    最後に・・・

    私立小偏差値一覧なるものを得意気に掲載しているサイトがありますが、基準点が可視化されていないのにどうやって算出したの?
    オセーテ
    オセーテ(←小松のオヤブンさんかよw)

    【参考リンク】

    〈お受験〉の歴史学 選択される私立小学校 選抜される親と子 (講談社選書メチエ)

    新品価格
    ¥1,889から
    (2017/10/12 10:08時点)

    bookmark_borderお受験地獄

    0

    ・・・という漫画をkindleで読みましたので、ネタばれレビューと感想文めいたことを書いてみようかと。
    「なにレディコミにムキになってんのw」とか言わないでチョンマゲ☆

    あらすじをざっくりまとめると・・・

    主人公は幼稚園年長の一人息子を持つ主婦・圭子。
    息子が通う幼稚園は、お受験に無縁な普通の幼稚園(多分、私立園)。
    姑にお受験を強く押し切られ、当初はやむを得ず応じたものの次第にお受験にのめり込むようになります。
    すっかり気分が舞い上がった圭子を冷ややかな目で見る仲良し園ママグループ。
    浮かれるあまりに周囲への配慮を欠き、公然と公立批判したことがきっかけで仲良し園ママグループとの間に不協和音が生じるようになります。
    しかも、この園ママグループとはあろうことか同じマンションという最悪コンボ。
    やがて園内であらぬ噂をたてられるようになり、息子は幼稚園で孤立状態。
    しかし、担任の先生は息子を助けるどころか圭子親子に「園の空気を乱さないでほしい」と突き放すだけ。
    幼児教室に行けば行けばでセレブな保護者様から「記念受験は迷惑」と陰口をたたかれる始末。
    親友だと思っていたママ友からは裏切られ失意の底の圭子ですが、お受験に専念するために幼稚園休園を決意。
    こうしてお受験に励みましたが、結果は全滅。
    逃げるようにマンションから引っ越し、息子は同じマンションの園ママグループとは異なる校区の公立小に進学。
    友だちに恵まれ息子は毎日を楽しく過ごしますが、圭子はお受験に浮かれていたことを反省しながらも人間不信に陥ってしまう。

    ・・・とまぁ、こんなカンジですが、どうみても主人公が墓穴乙w

    レディコミなどもそうですが、お受験を題材にした漫画って想像や憶測だけで書かれたものが多いんですけど、この漫画に関していえば「お受験をまるでわかっていないわけではないんだな」というのが率直な感想でした・・・が、何分レディコミですのでやはり面白おかしくデフォルメされてます。
    読み手の感情をあおる大げさな表現が多いのがレディコミの特徴ですが、この漫画もご多分にもれず大げさな表現が多く見受けられました。
    ついでに言えば、この漫画の主人公って残念ママのテンプレそのもので、残念ママの特徴がよく描かれていると思います。

    ・・・ではここで、この漫画のポイントを次の通りまとめてみました。

    ひとつめのポイントは、幼稚園選びを間違えた点。
    お受験に無縁な幼稚園ということは当然ながらお受験に疎いということなので、園サイドにお受験への理解を求めることはほぼ不可能と言ってもいいでしょう。
    更に言わせてもらうと、お受験に無縁な幼稚園ほど悪い意味での「のびのび園」である場合が多いので、お受験の足枷になる可能性もあります。
    本気でお受験をされるご家庭ほど幼稚園選びにも慎重になるというものですし、中にはお受験のために転園されるご家庭も実際にあります。
    どの幼稚園がお受験に理解があるのかお知りになりたい方はお受験経験者のお母様か幼児教室に相談するといいでしょう。

    二つ目のポイントは圭子のお受験への姿勢。
    姑に強く勧められるままにお受験をスタートしましたが、最後まで圭子自身の姿勢が見えませんでした。
    皆様もご存じのとおり、家庭あってのお受験。家庭の方針を明確にできない家庭はご縁が頂けないと断言します。
    また圭子は姑に言われるまま名門校&国立小ばかりを複数受験しますが、結果は全滅。
    名門校や難関校の場合、年長に進級してから準備するようでは遅すぎますし、この手の母親のテンプレとも言うべきか子どもの資質や発達、性格を無視した学校選びをしてるんですよね。

    だ~か~ら~

    子どもの資質を無視した学校選びは絶対に合格できないんだってば!!!

    三つ目のポイントは圭子の無防備さ。
    そもそもお受験のことはむやみに口外するものではありませんし、ましてや園内で口外するのは危険行為も甚だしいってもの。
    ただし口外してもリスクが低いママさんがいるとするなら、それは同じ立場で且つ志望校のタイプが全く異なるお受験ママくらいですね。

    ところで、私自身の話で恐縮ですが・・・

    私の場合、毎年お受験をする家庭が一定数いる幼稚園であるにもかかわらず、小学校受験のことは園内で隠し通していました。
    我が家が小学校受験することを知っているのは、お受験を控えているママさんばかりで、志望校は見事にバラバラ。
    園サイドにはあらかじめお話していたので、こちらは全く無問題。
    いろいろと聞いてくる地元校区の母親たちにはひたすら嘘八百を並び立て、他の校区のママさんには嘘はつかなかったものの適当に茶を濁してきました。

    そういや、地元校区の母親たちによく聞かれたっけ

    「同じ学校だよね♪」
    「同じクラスになれるといいですね♪楽しみですね(←棒読み)」

    「お受験するの?」(←幼児教室の鞄を持っているところを目撃されたので)
    「お受験なんて無理無理!」「お受験なんてするわけないじゃないですかぁ~☆」

    「ランドセル、決まった?」
    「まだ全然、準備してなくって~☆」

    ・・・とまぁ、こんなカンジにバレバレの嘘をついていたわけです。
    まぁ、あれですよ。
    妖怪USOに憑りつかれてたってことでw

    でも嘘がばれたときには案の定、軽くシカトされぇの「騙した」だの「ズルい」だのと陰口たたかれぇのしましたけど想定の範囲内さw
    お受験をする家庭が一定数いる幼稚園なのに、私だけ陰口を叩かれた理由?
    それはきっと、嘘を吐きまくっていたからじゃね?
    ついでに言えば当該校区でお受験をしたのは我が家だけだからなのと、私がお受験に縁がなさそうな雰囲気だったからだろうと思うよ。
    「ひとりだけ抜け駆けしやがって」てなカンジでケッタクソ悪かったんだろうね。
    加えていうなら陰口を叩いたりシカトをしていたのは同じ校区の同じ登校班(になる予定だった)の母親たちだけというわかりやすさwww
    ちなみに合格が決まってしばらくしてから、ようやく一部のママさんにポツポツとカミングアウトしましたとさ。

    で、なんで嘘をつくのかって?

    そもそも本当のことを話す義務とかないっしょ?
    ただ、それだけのこと。
    もっとも何らかの恩義があったり、普段から親しくしていれば本当のことを話さなくもないですけどね。

    娘の人間関係に影響するだろって?

    娘のお友だちは他校区のお子さんばかりですから♪
    同じ校区に仲のいいお友だちもいるにはいますが、お友だちのママさんには後からちゃんとカミングアウトしましたよ。

    ・・・とまぁ、私の話はここまでにしてと

    まず、同じマンションの園ママに話すのであれば公立批判をしてはいけません・・・っていうかむしろご法度です。
    小学校受験して私国立小に行くお子さんはまだまだごく一部にすぎず、大半のお子さんは公立に進学されます。
    入学を心待ちにしているお母さんに公然と公立批判するのは地雷以外のなにものでもありません。
    いくら思うところがあっても園内での公立批判はご法度ね。
    これ、テストに出るから覚えといて。

    四つ目のポイントはママ友グループの会話。
    「どんなに評判が悪くても公立に行くしかないのに」
    「子どもひとりにお金なんてかけられないわ(園児を頭に未就園児、乳児の三児を持つ母親のセリフ)」
    このセリフにいろいろとツッコミを入れてみたくなりませんでしたか?
    これらのセリフで何となく地域の民度が想像できませんか?

    例えば「子どもひとりにお金なんてかけられないわ」という三児を持つ母親のセリフ。

    こうしたセリフが出てくる時点で住んでいる地域が文教地区や裕福層の住む地域ではないことが伺えます。
    事実、いるんですよ。この手の母親って。
    「じゃあ何故産んだ?」って聞いてやりたくなりますがね。

    次に「どんなに評判が悪くても公立に行くしかないのに」というセリフ。

    これらのセリフから見て教育に無頓着な地域であることが伺えます。
    いや~、我が家の校区にクリソツだわwww

    学級崩壊は日常茶飯事
    教師は「指導力ゼロ」「毎年恒例の如く教師がタイーホまたは書類送検」「挨拶してもガン無視」のトリプルコンボ
    学力は市内で10年連続燦然と輝くワーストクラス
    中受でもしようものなら非国民扱い

    我が家の地域は、大阪府内でも比較的文教地区の部類に入るエリアなのに、このザマですぜw
    これだけドイヒーな校区とわかっていながら通わせるなんてどんだけ思考停止してんだかっていつも思ってましたよ。
    この手の親って思考停止しているのか教育に無頓着だからか知らないけど子どもの教育環境について真剣に考えたことが一度もないんだろうな。きっと。
    漫画の話題に戻ると、これらのセリフから見て恐らく生活水準がやや低めで教育に無頓着且つ公立がデフォルトの地域じゃないかと勝手に推測。
    こんな地域、住みたくねぇ~!

    以上、レディコミを真剣に語ってみました。

    「お受験地獄」をご覧になりたい方は電子書籍のみですが、こちらからご購入いただけます☆

    お子さんの教育を真剣に考えるなら地域性って本当に重要だと思います。
    教育に適した地域性とは?
    こちらの本が参考になります。
    この本のことはサブカル母様のブログで知りましたが、教育格差が低いとされる地域について実名入りで清々しいまでにこき下ろすという過激な内容です。
    同じ東京とは思えないほど教育意識に差がありすぎる原因は新興住宅地建設ラッシュだからなのか?
    地方出身者が大多数を占める地域故なのか?
    はたまた経済格差なのか?
    出来れば京阪神エリアも希望。

    東京23区教育格差 (MM新書)

    新品価格
    ¥994から
    (2017/6/9 09:51時点)

    bookmark_border公立中学という名のカオス

    0

    小学校受験及び中学受験をされたご家庭の多くは公立を回避したかったのではないかと思います。

    地元の公立小中が

    冷暖房完備の快適な教室
    どのお子さんも家庭の躾が行き届いたよいこたちばかり
    親身で熱心な先生方
    包み隠さず情報公開
    PTA会費の使途はガラス張り
    清潔でゴミひとつ落ちていない校舎

    ・・・てなカンジの素晴らしい環境であれば、わざわざお金や時間を費やして受験なんてしませんよね?
    片道一時間かけてお子さんを電車通学させませんよね?
    そんな公立小が実在するとするならお屋敷街の中にある公立小・・・特に御所南小とか摩耶小くらいですよ。
    かくいう我が家も小学校受験をした理由のひとつが公立回避です。
    詳しい理由は敢えて省略しますが、申し上げられるとしたら、学級崩壊がデフォルトであることと教師の質がすこぶる悪いという点でしょうか。
    何しろ3年くらい前に教師による体罰と暴言の不祥事が全国ニュースで報道されてますから。
    これらの点から見ても教育環境として問題大アリだと思います。
    そして、児童のほぼ全員が隣接している地元公立中に進学しますが、そこは地元公立小に輪をかけて問題大あり。
    近隣には偏差値50以上で教育環境抜群の中高一貫校が3校もあるというのに地元の児童は誰も進学していません。
    3校ともこれまで一度も不祥事を起こしたことがありませんし、ネットの評判も申し分ないにもかかわらずですよ。
    これらの点からおわかりいただけたように、私の住む地域は、たとえ学校の質が悪かったとしても気にせず我が子を公立に通わせる親が多すぎるってことなのですよ。
    早い話が公立志向ってこった。

    ・・・で、ここからが本題

    今も昔も公立中の惨状たるや目に余るものがあります。
    その惨状をあらわしているのが時代錯誤な校則。
    「中学生らしく」などと訳のわからない理由でどんなに極寒でも防寒具禁止ときたもんだ。
    っていうか、どんな罰ゲームだよ。
    要するに校則って生徒を支配するためにあるってことで、そんな理不尽を甘んじて受けなければならないのが公立中学ってわけだわね。
    その理不尽さについて詳しくお知りになりたい方は、次にご紹介するブログをご覧下さい。

    教育毒本

    現役の公立中教師であるシーサー先生によるブログですが、よくぞ書いて下さいました!・・・と言いたいです。
    こちらのブログに書かれている校則の中で呆れ果てたのが水筒禁止。
    禁止の理由については、多くは申し上げません。シーサー先生のブログをご覧下さい。
    残念ながら2009年を最後に更新停止していますが、復活を強く望むブロガーです。

    そして、シーサー先生のブログ以上に凄まじいのがこの本!

    公立中学校の裏側

    新品価格
    ¥1,404から
    (2017/2/26 09:08時点)

    この本の著者も現役の公立中教師ですが、自ら「危険を冒して書いた本」と述べているように中学教師のリアルがこと細かに書かれています。
    シーサー先生のブログもそうですが、この本の一番のお勧めポイントは現場の教師による公立中の惨状がこれでもかと書かれているところ。
    そして著者は言います。
    未来の政治家、警察官、会社社長から未来の犯罪者、チンピラヤクザまで勢ぞろいしているのが公立中であり、そんな人種の集合体ですから「みんなで仲良く」など到底無理であると。

    人種の坩堝と化し、治外法権同然の混沌とした公立中にそれでも通わせたいですか?
    親だからこそ最良の教育環境を与えるべきではないかと私は思います。

    bookmark_border家族仲の重要性

    0

    夫婦仲が悪いほど小学校受験に合格できないのはもはや周知の事実。

    なぜって?
    答えは簡単。

    夫婦仲が悪い

    ケンカが絶えない

    幼い子どもほど両親の不仲に敏感なので、ケンカが絶えない両親を目の当たりにすることで子どもの心は不安定になる一方

    不安定な心の子どもが健全に育つわけがないので、その結果、問題行動を起こしがち。
    よって問題行動を起こすような子どもなどいらない。

    夫婦仲が悪い両親もまた同じ。
    夫婦仲が悪い時点で家庭環境に問題ありと判断されるため、生育環境に配慮しない両親などいらない。
    特に不満分子な母親ほど保護者トラブルを引き起こすからね・・・っていうか諸悪の根源?

    ・・・という理由だと私は思います。
    面接で、どんなに夫婦仲のよい両親を装っても子どもの表情を見れば一目瞭然。
    そこを面接官は見破るのではないでしょうか。

    ・・・さて

    ・・・ここからが本題

    小学校受験の際、こちらの本を何度も読み返しました。

    小学校受験 合格する「家族力」 (YELL books)

    新品価格
    ¥1,620から
    (2016/11/13 09:46時点)


    この本の著者である浅木真里先生によると中学受験指導や幼稚園・小学校受験指導を行ううちに幼児期の健全な親子関係ほど中学以降の学力を左右するということに気づかれたとあります。
    確かに言われていれば幼児期は脳と自己肯定感を育てる重要な時期でもあるので、それを左右するのは健全な親子関係なのかも知れません。
    良い時も悪い時も全部ひっくるめてわが子。
    それを受け入れられるのかどうかということではないかとこの本にはあります。
    そして、小学校受験とは決して特殊なことではないということ。
    浅木先生も本書の中で仰ってますが、年齢相応に躾され、年齢相応のお手伝いができ、年齢相応に物事ができ、年齢相応の知能が備わっているかを考査という形でチェックしているのではないでしょうか。
    小学校受験とは英才教育ではなく、本来必要な家庭教育であるとも先生は仰ってます。
    いずれにせよ健全な親子関係なしではありえないことだと思います。

    小学校受験とは何ぞや?
    小学校受験に本当に必要な事とは?
    子どもを伸ばすために必要なこととは?

    その答えが全てこの本に書かれています。

    bookmark_borderある意味、貴重な本

    0

    今から10年ほど前に「お受験ちゃん」と題した小学校受験合格記が出版されました。
    小学校受験関連本の中でも稀有とも言える「不合格記」ですが、「不合格記」だけあって案の定Amazonや書評サイトでは酷評されまくり状態でした。

    さて、この「お受験ちゃん」について・・・。

    私がこの本の存在を知ったきっかけはサブカル母様のブログでしたが、既に絶版になっていたので、古本で購入しました。

    著者は女性で所謂ギョーカイ人
    当時保育園児の長女「ウカリちゃん」が本書の主人公。
    セーラームーンのような制服にお城のような校舎、そんな娘を華麗に送迎する自分の姿に憧れて「西洋平和小学校」受験を決意。
    個人経営の幼児教室に入会し、お受験の日々が始まるわけですが・・・
    確かにAmazonのレビューや書評サイトで酷評される理由がわかる内容でしたし、サブカル母様が「反面教師」と評するのも納得できる内容でした。
    当時、受験準備中だった私でも不合格の理由がわかる気がしたほどでした。
    不合格の理由は、ズバリ「それ、やっちゃダメでしょ!」の連続だったこと。
    では、どのあたりが「それ、やっちゃダメでしょ!」な点なのか、そのポイントを次のとおりにまとめてみました。

    1. ブランドで学校を選ぶ
      「西洋平和小学校」は朝の連ドラにも登場した有名お嬢様学校。
      「ウカリちゃん」の資質を度外視してブランド校を選ぶのは如何なものかと思います。
      あと、この著者は他校の説明会にも参加しているようですが、全てブランド校なんですよね。
    2. 噂に振り回されすぎ
      関東であろうが関西であろうが、スリッパの材質なんて誰も見ちゃいません。
      革のスリッパでなければいけないなんて噂をどうして信じるかな。
    3. ブランドにこだわりすぎ
      志望校選びからもわかるように、著者のブランド好きっぷりが随所に見受けられました。
      「ウカリちゃん」の受験服は全身ファミリア、著者のスーツはミスアシダにバッグはフェラガモ。
      健康診断書はあのセレブ産院。う~ん・・・。
    4. ペーパー一辺倒な印象
      本書では「ウカリちゃん」がくる日もくる日もペーパーをこなし続ける描写が多々ありますが、面接対策まで手が回らなかったのか本番は緊張のあまり、消え入るような声だったそうです。
      考査当日、一本橋遊びをしていた際に受験生の女児から「お先にどうぞ」と譲ってもらうばかりだったという点から行動観察対策もあまり行っていなかったことが本書で窺えます。
    5. 家族写真
      志望校に提出する家族写真を撮影したという描写がありますが、沖縄旅行で真っ黒に日焼けしたことに気づき慌てる筆者。
      どうにか画像修正で日焼けは処理できたものの、服装が派手な花柄って・・・。

    これらの点からお分かりいただけたように、著者は、小学校受験のなんたるかをよく理解しないまま小学校受験にチャレンジしたことが窺えます。
    小学校受験の何たるかをよく理解していなかったが故に妙な噂に振り回されたり学校選びを誤ったわけですが、同時に全身ブランドで固めても合格できないことや、ブランドで学校を選んではいけないと警告してくれている貴重な本でもあります。
    まさにお受験版・しくじり先生とも言うべきですね。

    しくじりの連続とも言うべきお受験顛末記ですが、実は、この本には五つの潤いがあります。

    まず一つ目の潤いは、不合格になっても決して怨み事を言わなかったこと。
    時々、不合格になった途端に志望校への怨み事をこぼすなど「すっぱい葡萄」を地で行く残念な親を見かけますが、著者は、決して「すっぱい葡萄」にならず、街で見かけたお受験親子を応援し続けていたそうです。

    二つ目の潤いは、何だかんだで家族仲がいいこと。
    もうね、これが一番!

    三つ目の潤いは、長男を中学受験に合格させた実績があること。
    きっと著者は、中学受験向きなのだと思います。でも、これってすごいことですよ!

    四つ目の潤いは、著者自身が前向きな性格であること。
    「ウカリちゃん」は、近所の公立小に進学することになりましたが、学校でたくさんの友だちを作り、地元のサッカーチームの紅一点として活躍しているそうです。
    こうして「ウカリちゃん」が毎日を楽しく過ごせるのは、著者が前向きだからではないでしょうか。

    五つ目の潤いは、著者が自分自身を楽しんでいること。
    著者は仕事に育児に追われる一方でサンバカーニバルで踊るなど多彩な趣味を持っておられます。
    そうです。
    ママは子どもの教育一辺倒になるあまり、自分自身をないがしろにしてはいけないのです!

    確かに反面教師の側面がある本ですが、自らの失敗談を出版したその勇気は評価されるべきではないかと私は思います。

    尚、「お受験ちゃん」は現在は絶版とのことで電子書籍版もないようですが、マーケットプレイスで入手可能です。

    めくるめく驚愕ワールド お受験ちゃん(^v^)

    bookmark_borderお受験は躾の基本・・・かもね。

    0

    受験準備を始めて、一番最初に購入した本が『名門小学校「お受験」面接合格マニュアル』(柴崎直人・著)でした。
    お受験の心得や基本から始まり、日本人なら最低限知っておくべき歳時記や面接の際の立ち振る舞いについてわかりやすく書かれています。
    特に立ち振る舞いについては、小笠原流礼法の師範である著者がレクチャーしていることもあり、要熟読だと思います。
    そして、この本の何よりの特徴は決して小学校受験に特化した内容ではないという点です。
    家庭内で行うべき基本的な躾やマナーをしっかり身につけよとこの本にはあります。
    その一例として発達段階に応じたお手伝いや躾などについて書かれていました。
    この本を読んで感じ取ったことは、お受験に大切な事は

    年齢相応の「最低限、できるべきこと」ができているのか?
    歳時記を通じた親子のコミュニケーション
    自然や文化に触れるなど子どもならではの体験ができているのか
    「良い事と悪い事」「挨拶」など基本的な躾を行っているか?

    ・・・ではないかということです。

    身に着けるべき礼儀を身につける一方で、多様な思考力が身につく土台として自然や文化に触れるなど様々な体験を重ねる子が小学校受験に勝つのだと思います。
    では、何故私立小ではそうした子どもを欲しがるのか?
    それは、これから先、思考力の高い人が生き残る時代に突入するからだと思います。
    近い将来、社会がAIにとって代わりつつあるといわれる中で、これからは思考力があり、且つ礼儀をわきまえている人が生き残る時代になるのではないでしょうか。
    思考力があり、更に礼儀をわきまえていれば、社会に必要とされる人間になれる可能性がそれだけ高くなるということなのかも知れません。
    それとも、これは考えすぎでしょうか。

    ・・・さて

    話が変わりますが、時々、次のようなことを得意気に嘯く親が散見されます。

    「うちの子は足し算と引き算ができるのよ」
    「うちの子は漢字の読み書きができて九九が言えるのよ」

    いやいやいやいや、そうじゃないから。

    逆に私はそうしたことを嘯く親たちに質問したいです。
    お子さんが足し算と引き算ができたとして、なぜその答えになるのかお子さん自身がキチンと理解できてますか?
    幼いうちから読み書きができたとして、どんな文字を書いているのかお子さん自身が理解できていますか?

    恐らく大半の子は、理解できていないと思います。

    何故なら親に「仕込まれる」ままに足し算や引き算を解いたり読み書きしているに過ぎないからです。
    要するに答えは分かっていても概念を全く理解していないということです。
    また、残念なことに幼いうちから計算や読み書きを「仕込む」親に限って自己流の教育をしているケースが少なくありません。
    「なぜ、この答えになるのか?」という思考力が身につかないまま、お勉強だけはどんどん進んでいくので、思考力など育つはずもなく、またこうしたお子さんほど基本的な躾が身についていないケースが大半です。
    それを裏付けているのか、こうしたお子さんが小学校受験に合格したという話はかつて一度も聞いたことがありません。国立小も然りです。
    全滅したという話ならよく耳にしますが・・・。

    参考リンク:
    脳にはキャパシティーがある

    本題に戻りますが、小学校受験は決して英才教育を施すことではないのです。

    年齢相応の礼儀を身につけ
    基本的な躾をしっかり行い
    年齢相応に身の回りのことが出来
    子どもらしい体験を重ねる

    これが小学校受験の要であるというのが本書の結論ではないでしょうか。

    ・・・最後に

    『名門小学校「お受験」面接合格マニュアル』を紙ベースで御覧になりた方はは現在、入手が難しいかもしれませんのでこまめにAmazonマーケットプレイスでチェックされることをお勧めします。
    キンドル版なら御覧になれるみたいですよ☆

    [改訂版]名門小学校「お受験」面接合格マニュアル