bookmark_border家族仲の重要性

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夫婦仲が悪いほど小学校受験に合格できないのはもはや周知の事実。

なぜって?
答えは簡単。

夫婦仲が悪い

ケンカが絶えない

幼い子どもほど両親の不仲に敏感なので、ケンカが絶えない両親を目の当たりにすることで子どもの心は不安定になる一方

不安定な心の子どもが健全に育つわけがないので、その結果、問題行動を起こしがち。
よって問題行動を起こすような子どもなどいらない。

夫婦仲が悪い両親もまた同じ。
夫婦仲が悪い時点で家庭環境に問題ありと判断されるため、生育環境に配慮しない両親などいらない。
特に不満分子な母親ほど保護者トラブルを引き起こすからね・・・っていうか諸悪の根源?

・・・という理由だと私は思います。
面接で、どんなに夫婦仲のよい両親を装っても子どもの表情を見れば一目瞭然。
そこを面接官は見破るのではないでしょうか。

・・・さて

・・・ここからが本題

小学校受験の際、こちらの本を何度も読み返しました。

小学校受験 合格する「家族力」 (YELL books)

新品価格
¥1,620から
(2016/11/13 09:46時点)


この本の著者である浅木真里先生によると中学受験指導や幼稚園・小学校受験指導を行ううちに幼児期の健全な親子関係ほど中学以降の学力を左右するということに気づかれたとあります。
確かに言われていれば幼児期は脳と自己肯定感を育てる重要な時期でもあるので、それを左右するのは健全な親子関係なのかも知れません。
良い時も悪い時も全部ひっくるめてわが子。
それを受け入れられるのかどうかということではないかとこの本にはあります。
そして、小学校受験とは決して特殊なことではないということ。
浅木先生も本書の中で仰ってますが、年齢相応に躾され、年齢相応のお手伝いができ、年齢相応に物事ができ、年齢相応の知能が備わっているかを考査という形でチェックしているのではないでしょうか。
小学校受験とは英才教育ではなく、本来必要な家庭教育であるとも先生は仰ってます。
いずれにせよ健全な親子関係なしではありえないことだと思います。

小学校受験とは何ぞや?
小学校受験に本当に必要な事とは?
子どもを伸ばすために必要なこととは?

その答えが全てこの本に書かれています。

bookmark_borderある意味、貴重な本

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今から10年ほど前に「お受験ちゃん」と題した小学校受験合格記が出版されました。
小学校受験関連本の中でも稀有とも言える「不合格記」ですが、「不合格記」だけあって案の定Amazonや書評サイトでは酷評されまくり状態でした。

さて、この「お受験ちゃん」について・・・。

私がこの本の存在を知ったきっかけはサブカル母様のブログでしたが、既に絶版になっていたので、古本で購入しました。

著者は女性で所謂ギョーカイ人
当時保育園児の長女「ウカリちゃん」が本書の主人公。
セーラームーンのような制服にお城のような校舎、そんな娘を華麗に送迎する自分の姿に憧れて「西洋平和小学校」受験を決意。
個人経営の幼児教室に入会し、お受験の日々が始まるわけですが・・・
確かにAmazonのレビューや書評サイトで酷評される理由がわかる内容でしたし、サブカル母様が「反面教師」と評するのも納得できる内容でした。
当時、受験準備中だった私でも不合格の理由がわかる気がしたほどでした。
不合格の理由は、ズバリ「それ、やっちゃダメでしょ!」の連続だったこと。
では、どのあたりが「それ、やっちゃダメでしょ!」な点なのか、そのポイントを次のとおりにまとめてみました。

  1. ブランドで学校を選ぶ
    「西洋平和小学校」は朝の連ドラにも登場した有名お嬢様学校。
    「ウカリちゃん」の資質を度外視してブランド校を選ぶのは如何なものかと思います。
    あと、この著者は他校の説明会にも参加しているようですが、全てブランド校なんですよね。
  2. 噂に振り回されすぎ
    関東であろうが関西であろうが、スリッパの材質なんて誰も見ちゃいません。
    革のスリッパでなければいけないなんて噂をどうして信じるかな。
  3. ブランドにこだわりすぎ
    志望校選びからもわかるように、著者のブランド好きっぷりが随所に見受けられました。
    「ウカリちゃん」の受験服は全身ファミリア、著者のスーツはミスアシダにバッグはフェラガモ。
    健康診断書はあのセレブ産院。う~ん・・・。
  4. ペーパー一辺倒な印象
    本書では「ウカリちゃん」がくる日もくる日もペーパーをこなし続ける描写が多々ありますが、面接対策まで手が回らなかったのか本番は緊張のあまり、消え入るような声だったそうです。
    考査当日、一本橋遊びをしていた際に受験生の女児から「お先にどうぞ」と譲ってもらうばかりだったという点から行動観察対策もあまり行っていなかったことが本書で窺えます。
  5. 家族写真
    志望校に提出する家族写真を撮影したという描写がありますが、沖縄旅行で真っ黒に日焼けしたことに気づき慌てる筆者。
    どうにか画像修正で日焼けは処理できたものの、服装が派手な花柄って・・・。

これらの点からお分かりいただけたように、著者は、小学校受験のなんたるかをよく理解しないまま小学校受験にチャレンジしたことが窺えます。
小学校受験の何たるかをよく理解していなかったが故に妙な噂に振り回されたり学校選びを誤ったわけですが、同時に全身ブランドで固めても合格できないことや、ブランドで学校を選んではいけないと警告してくれている貴重な本でもあります。
まさにお受験版・しくじり先生とも言うべきですね。

しくじりの連続とも言うべきお受験顛末記ですが、実は、この本には五つの潤いがあります。

まず一つ目の潤いは、不合格になっても決して怨み事を言わなかったこと。
時々、不合格になった途端に志望校への怨み事をこぼすなど「すっぱい葡萄」を地で行く残念な親を見かけますが、著者は、決して「すっぱい葡萄」にならず、街で見かけたお受験親子を応援し続けていたそうです。

二つ目の潤いは、何だかんだで家族仲がいいこと。
もうね、これが一番!

三つ目の潤いは、長男を中学受験に合格させた実績があること。
きっと著者は、中学受験向きなのだと思います。でも、これってすごいことですよ!

四つ目の潤いは、著者自身が前向きな性格であること。
「ウカリちゃん」は、近所の公立小に進学することになりましたが、学校でたくさんの友だちを作り、地元のサッカーチームの紅一点として活躍しているそうです。
こうして「ウカリちゃん」が毎日を楽しく過ごせるのは、著者が前向きだからではないでしょうか。

五つ目の潤いは、著者が自分自身を楽しんでいること。
著者は仕事に育児に追われる一方でサンバカーニバルで踊るなど多彩な趣味を持っておられます。
そうです。
ママは子どもの教育一辺倒になるあまり、自分自身をないがしろにしてはいけないのです!

確かに反面教師の側面がある本ですが、自らの失敗談を出版したその勇気は評価されるべきではないかと私は思います。

尚、「お受験ちゃん」は現在は絶版とのことで電子書籍版もないようですが、マーケットプレイスで入手可能です。

めくるめく驚愕ワールド お受験ちゃん(^v^)

bookmark_borderお受験は躾の基本・・・かもね。

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受験準備を始めて、一番最初に購入した本が『名門小学校「お受験」面接合格マニュアル』(柴崎直人・著)でした。
お受験の心得や基本から始まり、日本人なら最低限知っておくべき歳時記や面接の際の立ち振る舞いについてわかりやすく書かれています。
特に立ち振る舞いについては、小笠原流礼法の師範である著者がレクチャーしていることもあり、要熟読だと思います。
そして、この本の何よりの特徴は決して小学校受験に特化した内容ではないという点です。
家庭内で行うべき基本的な躾やマナーをしっかり身につけよとこの本にはあります。
その一例として発達段階に応じたお手伝いや躾などについて書かれていました。
この本を読んで感じ取ったことは、お受験に大切な事は

年齢相応の「最低限、できるべきこと」ができているのか?
歳時記を通じた親子のコミュニケーション
自然や文化に触れるなど子どもならではの体験ができているのか
「良い事と悪い事」「挨拶」など基本的な躾を行っているか?

・・・ではないかということです。

身に着けるべき礼儀を身につける一方で、多様な思考力が身につく土台として自然や文化に触れるなど様々な体験を重ねる子が小学校受験に勝つのだと思います。
では、何故私立小ではそうした子どもを欲しがるのか?
それは、これから先、思考力の高い人が生き残る時代に突入するからだと思います。
近い将来、社会がAIにとって代わりつつあるといわれる中で、これからは思考力があり、且つ礼儀をわきまえている人が生き残る時代になるのではないでしょうか。
思考力があり、更に礼儀をわきまえていれば、社会に必要とされる人間になれる可能性がそれだけ高くなるということなのかも知れません。
それとも、これは考えすぎでしょうか。

・・・さて

話が変わりますが、時々、次のようなことを得意気に嘯く親が散見されます。

「うちの子は足し算と引き算ができるのよ」
「うちの子は漢字の読み書きができて九九が言えるのよ」

いやいやいやいや、そうじゃないから。

逆に私はそうしたことを嘯く親たちに質問したいです。
お子さんが足し算と引き算ができたとして、なぜその答えになるのかお子さん自身がキチンと理解できてますか?
幼いうちから読み書きができたとして、どんな文字を書いているのかお子さん自身が理解できていますか?

恐らく大半の子は、理解できていないと思います。

何故なら親に「仕込まれる」ままに足し算や引き算を解いたり読み書きしているに過ぎないからです。
要するに答えは分かっていても概念を全く理解していないということです。
また、残念なことに幼いうちから計算や読み書きを「仕込む」親に限って自己流の教育をしているケースが少なくありません。
「なぜ、この答えになるのか?」という思考力が身につかないまま、お勉強だけはどんどん進んでいくので、思考力など育つはずもなく、またこうしたお子さんほど基本的な躾が身についていないケースが大半です。
それを裏付けているのか、こうしたお子さんが小学校受験に合格したという話はかつて一度も聞いたことがありません。国立小も然りです。
全滅したという話ならよく耳にしますが・・・。

参考リンク:
脳にはキャパシティーがある

本題に戻りますが、小学校受験は決して英才教育を施すことではないのです。

年齢相応の礼儀を身につけ
基本的な躾をしっかり行い
年齢相応に身の回りのことが出来
子どもらしい体験を重ねる

これが小学校受験の要であるというのが本書の結論ではないでしょうか。

・・・最後に

『名門小学校「お受験」面接合格マニュアル』を紙ベースで御覧になりた方はは現在、入手が難しいかもしれませんのでこまめにAmazonマーケットプレイスでチェックされることをお勧めします。
キンドル版なら御覧になれるみたいですよ☆

[改訂版]名門小学校「お受験」面接合格マニュアル