2019_09_22
加筆及び修正。
昨今、少年革命家の「ゆたぼん」とやらが話題になっているみたいですが、案の定炎上しちゃってますね。
不登校を決め込み、少年革命家として活動することを宣言するだけでも大概なのに、輪をかけてひどいのが不登校になった理由。
宿題をやりたくない
宿題をやってこなかったことを先生に咎められた
宿題を拒否したらクラスメートから拒絶された
先生の言うことを聞くクラスメートがロボットに見える
宿題をやったら自分までロボットになってしまうから不登校の道を選んだ
散々、自己正当化をした挙句に声高々と「人生は冒険だぁ!」ときたもんだ。
もうね、「ワンピース」に影響受けました感全開なんだわ。これが。
百聞は一見にしかずじゃないけど、ひととおり動画を見たので感じたことを率直に申し上げると、本人の意思がまるで感じられませんでした。
要するに親に言わされているのです。
確証がないので断言するのはいかがなものかと思いますが、どう聞いても親に言わされているとしか思えない話ぶりだったのです。
幾度か目線が斜め下を向いていたので、どうせ親が作成したカンペでもあったんだろうね。
で、この「ゆたぼん」とやらの親ですが、案の定とも言うべきかどこかおかしい人でした。
中卒で珍走あがりってだけでも大概なのに、心理学関係の資格なんて持ってないのに心理カウンセラーを自称して胡散臭い有料セミナーを開催したり、あまつさえ胡散臭い情報商材を売って利鞘を稼いでいるという眉唾っぷり。
呆れたことにその有料セミナーには「ゆたぼん」とやらを登壇させてるっていうから、もはや虐待の域だわね。
こういうのを「叩けば埃がでる」っていうのかな。
ちなみに「ゆたぼん」とやらの父親のご尊顔を拝しましたが、かつて世間を騒がせた「悪魔くん」の父親と同じ匂いがしたのは気のせいかな。
まぁ見てな。この親父、今に何かやらかすよ。
さて・・・
ここで不登校について個人的見解を書きたいと思います。
不登校は誰にでも起こりうると思いますし、不登校が問題とは思いません。
だって、小林凜さんや棚園正一さんのような不可抗力としか言いようのないケースもありますし、彼らに関して言えば心底同情します。
彼らだって不登校という道は選びたくなかったはずだから。
不登校を選んだとしても、子どもが果たすべき義務は学ぶことです。
学ぶことで将来の選択肢が広がりますし、そして何より学ぶことは充実した社会生活を送る上で必要不可欠なのです。
日本から出て行って無人島で一生孤立無援で生活するのならともかく、そうでなければ孤立無援で生きていくことなど不可能です。
前述の小林凜さんも棚園正一さんも不登校中は学び続けましたよ。
その結果、彼らは今もそれぞれの分野でご活躍中です。
不登校に陥ったとしてもフリースクールや私立小への編入という道がありますし、経済的に余裕があれば留学という道もあります。
学校に行かず家庭教師や通塾だけするという方法だってありますし、思い切って親が先生代わりになって勉強を教えるという方法もあります。
スタディサプリに代表されるネット授業を活用するのもいいですね。
こうしていくらでも学ぶ方法があるはずですし、そうした道を提案するのは親の務めだとも思ってます。
逆に不登校で学ぶことをやめたらどうなると思いますか?
今は少年革命家などと言ってますが、成長とともに将来の夢を持つかもしれません。
もしも、ふとしたことで「将来は新幹線の運転士になりたい」という夢を持ったとします。
小学校で不登校、しかも親主体でろくに勉強もしていないわけですから、学業面で取りこぼす可能性が高くなります。
特に小3~小4で取りこぼすと軌道修正が困難になるってご存知?
こうして学業面でとりこぼしたまま公立中に進学したところでより遅れをとるだけだろうし、そうなると内申書の評価も見込めそうにないので中卒か偏差値30台の高校くらいしか行けないだろうね。
一心不乱で頑張ったら偏差値40台の高校にいけなくもないでしょうけど、学力面で取りこぼしている上に、もともと甘ったれた了見の持ち主なのでそんな努力をするとは思えません。
何より肝心の親が学業に無頓着なので尚更でしょう。
偏差値30台の底辺高校にまともな就職先なんてあるわけないし、卒業後はフリーターにでもなって低所得まっしぐらですか?
そう言えば以前、JRの駅員さんとお話させていただいたことがあったのを思い出しました。
駅員さんによるとJRは内申書が良くないと入社できないそうです。
だったら偏差値30台の底辺高校でJR入社を目指すには血の滲む努力しないと無理かもね。
では、運転士ではなく大卒でないと就けない他の職業を目指したとします。
大学に進学できたとしてもせいぜいFランが関の山。
まぁ寝食も惜しんで死ぬほど努力したら日東駒専系の大学に進学できなくはないでしょうけど、(以下略)。
いくら大手企業に入社したいと熱望してもFラン卒じゃム〜リ〜!
理由?
大手企業には学歴フィルターがあるから。
Fランだと確実に弾かれるよ。
そうなるとブラック企業やブラック業界、激務薄給の零細企業くらいしか就職先がないね。
はい人生オワタ\(^o^)/
てなコースを歩む可能性が高いでしょうね。
参考リンク先:
厳しすぎる「教育困難校」生徒の高卒就活事情
教育困難校には、どんな生徒が来ているのか
ここで「ゆたぼん」とやらの話に戻りますが・・・
この親父、今がよければ全てよしみたいなカンジなのか「ゆたぼん」とやらの将来なんて全く考えちゃいないだろうね。
こうして子どもの義務を放棄させて、ラジオに出演させたり自分のセミナーに登壇させるなど金儲けに利用しているようでは虐待と言われても仕方ないね~。
あ・・・そうだ。思い出した。
この親子を見ていると、かつて話題になった似非哲学少年を思い出しますなぁ~。
彼もまた甘ったれた理由で不登校を決め込んで、「哲学書」とは名ばかりの自己正当化本を出版したっけ。
どの内容もどこかで聞いたことがあるようなものばかりで、本人の気持ちが一ミリも感じられませんでしたけどね。
この哲学少年の母親も多分にもれず変な人だったみたいで、有名になった我が子をダシにして一回あたり数万円もするような個人向け教育コーチングをはじめたり、哲学少年が同席だと数万円割増とかあこぎな商売をやってたからね。
この哲学少年も結局は親にやらされていたんだろうなってことが容易に想像できます。
だってさ・・・
親のfacebookから勝手に出版社にコンタクトをとったことが出版のきっかけになった・・・という設定に無理があるでしょ。
小3で既にローマ字入力できたの?
小3でfacebookを使いこなしてたわけ?
親のfacebookから勝手にコンタクトを取ったって言うけどさ、親が使ってるブラウザって最初からcookieが有効だったわけ?
cookie無効だったらどうやってログインするつもりだったの?
ツッコミどころ満載でした。
この哲学少年のことはプレジデントファミリーに掲載されていた「天才少年・少女大集合」なる記事で知りました。
この記事にはかのLi-sa-Xや兄妹アートユニットで知られるアーブル美術館、小2で数検準一級に合格した男児などそうそうたる顔ぶれが特集される中で、哲学少年だけがスゴイ違和感でした。
わがままな理由で不登校を決め込んでいるような子が何故ここにいる?
天才少年・少女の筆頭がLi-sa-Xやアーブル美術館ではなく何故彼なんだ?
哲学とは名ばかりで屁理屈ばかりこね回す彼のどこが天才なんだ?
この記事によると、ソシャゲの中で個々の能力を引き出しながらリーダーを務めた経験からいろんなことを学んだとありますが、それってソシャゲ中毒を正当化しているだけだろ。
前述で「親にやらされていた」と書きましたが、決定的だったのがこの哲学少年がテレビ出演した時だっけ。
哲学についてとうとうとテレビで語るのかと思いきや、黙り込むことが多々ありました。
緊張のあまり言葉が出なかったなどではなく、明らかに自分の言葉など最初から持ち合わせていない印象でしたね。
あまつさえ、小学生向けの講演会に講師として登壇した際には、思い通りにならないとペットボトルを床に叩きつけたそうですから偽哲学者であることを自ら露呈しちゃってますよね。
もしも彼が似非哲学者でなければその後も出版のオファーがくるはずですが、例の名ばかり哲学本以降、何か出版されましたか?
小林凜さんは「ランドセル俳人の五・七・五」以降も共著を含めて計5冊もの本を出してますが、絶版になることなく現在も発売中です。
・・・つまり、何が言いたいのかわかりますよね?
所詮は似非哲学者。
案の定、一年足らずで消えましたけど。
最後に・・・
不登校は断じて問題ではありません。
不登校を大義名分にして学業を放棄し、自己正当化に走るその行為が問題なのです。
そしてそれを煽る親はもっと問題だと言いたい。
私の好きなyoutuberであるまっすうさんの動画を是非ご覧ください。
何故、学ぶことが必要なのか?
その答えはこの動画をご覧になった方が手っ取り早いです。
少年革命家youtuberのテーマソング(になったらいいな)w
Utaelさん、よく次から次へと思いつくなぁ・・・。


【2019_09_22 お詫びと訂正】
このエントリーの中で、新幹線の運転士は大卒でないと就けないと書きましたが、間違いであることが判明したため訂正致しました。
ご指摘下さいました方にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。