小学校受験の準備の中でも特に悩ましいのが願書作成。
恐らく多くのご家庭が願書作成に難儀しているのではないかと思いますが、実は我が家もそうでした。
今となってはいい思い出になりましたが、あの時はテンヤワンヤしましたよ。いや、ホントに。
振り返ること1年半ほど前・・・
6月の上旬に願書用の写真撮影を終えてから、願書作成に着手しました。
しかし、志望動機や特記事項を書く段になると何から書き始めたらいいのか・・・散々悩みましたが、ネタ帳の中からどうしても願書に書きたい点だけをまとめ、どうにか下書きを書くことができました。
後日、幼児教室の先生にチェックをお願いしたところ、次のような点を指摘されました。
- 見学会や説明会のネタ帳をフル活用したい気持ちが強いあまり理詰めな志望動機になっている。
- ネガティブな表現が散見される。
- もっと言葉をコンパクトにシンプルにまとめましょう。
アドバイスされた内容に基づいて下書きを書き直し、再度先生にチェックをお願いしたところようやくOKが出て遂に清書開始。
清書は失敗が許されないので下書き以上に緊張しましたね。
手垢や修正液なんてご法度!
ちなみに志望動機を書く際には次のポイントを意識しました。
- 志望校の教育方針と我が家の教育方針がリンクしている点を簡潔に書く。
- パンフやwebに書かれていることは極力書かない。
- 第一志望であることをさりげなく書くこと。
- 第一志望校に通うことで我が子にどんな子になってほしいかを簡潔に書くこと。
特記事項についてですが・・・
幼児教室の先生によると「どうしても志望校に伝えるべき事柄がある場合」以外は特に空白でも問題ないとのことですが、特記事項欄に保護者が卒業生であることや付属幼稚園出身であることを書いた方を何名か知っています。
ちなみにその方たちは全員合格されましたよ。
ついでに言うと、特記事項欄に検定試験の級や入賞歴を書く方がおられるようですが、どの学校も殆どスルーするそうなので書かない方が無難です。
特記事項欄については、幼児教室や模擬試験主催会社などにご相談された方が間違いないと思いますよ。
願書を作成し、封筒に入れて後は郵便局に持って行くだけ・・・ってちょっと待った!
封筒に入れる前に願書のコピーを絶対にお忘れなく!!
多くの私国立小では願書の内容に基づいて面接をしますので、面接の内容が願書と一致しないとどうなるか・・・考えただけでも恐ろしいですよね。
この他にも願書のコピーを考査当日に用意するだけで面接の席でしどろもどろせずに済みますので、絶対に願書はコピーしてくださいね!
そして遂に郵便局に持って行きます。
我が家の場合、郵便局に持っていく際には次の点を意識しました。
- 中央郵便局など大きな郵便局に行く。
より確実により早く願書を発送できると考えたからです。
- 午前中に持っていく。
その日のうちに発送できるからです。
- 願書受付開始初日に到着するように発送する。
これは、ぶっちゃけ記念受験組対策でもあります。
受験番号が後ろの方になるほど記念受験組と近くなるので、そのリスクを避けたかったからです。
ボツと緊張の連続だった願書作成でしたが、今となっては楽しい思い出のひとつです。
今年、考査を控える皆様にも「あの時は大変だったなぁ・・・」と笑顔で振り返れる日が必ずくるはず!
憚りながら応援しております!!
最後に・・・
志望校に「この学校にどうしても入りたい!」「この学校に入れなきゃ困る!」という気持ちを込めて、一文字一文字を丁寧に心をこめて書くように意識すれば、その気持ちはきっと伝わるはずです。
以心伝心は本当にありますからね。
願書作成はもちろん、書類作成やお手紙を書く時などでも十分使えるお勧めの水性ボールペン。
万年筆並の文字が書ける上に書き味も滑らか。
聞けば公式の場でも使う人多数だとか(!)
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いやいやいやいや、願書は万年筆で書くべきでしょ!って方にはこちら☆
私も10年以上前から愛用してますが、心なしか気持ちが凛として丁寧な字を書こうと意識します。
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当ブログでも度々推している「ニチガク」こと「日本学習図書」の本。
でもって小学校受験の願書といえばコレしかないでしょ!
この本のポイントは関東&関西の主要私立小別の願書フォーマットが紹介されている点。
もちろん主要私立小別願書対策もこの本に掲載されています。
願書の書き方にお悩みの方は是非いかがですか!?
・・・ただし、よく品薄になる本ですのでご購入はお早目に☆
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このブログで度々ご紹介させていただいてます。
首都圏・関西圏の全私立小を網羅しているばかりか、ドレスコードや願書作成の注意点についてもレクチャーされているお得な一冊です。
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